2011年6月5日日曜日

国会は何をしているのか、怒り沸騰。

管内閣の不信任決議を出す出さないから、やめるやめないの泥仕合、はてはペテン師、うそつきの罵り合い。

被災地での支援活動をしていて痛感したのは、政府は何をしているのかという怒りだった。

支援物資を届けに来ましたとハンドマイクで呼びかけると、どこからともなく多くの方々がやってくる。

米、野菜などの食料品から、トイレットペーパー、衣類など瞬く間に無くなってしまう。

全部流されて何もない、助かった、ありがとうと声をかけていく被災地のみなさん。

今なおこういう国民が被災地にたくさんいるのに、なぜ政府は、支援物資を急いで届けないのか、いや届けようとしないのかと思う。

がれきの撤去、家の片づけ、修復作業、一軒の家に20人ほどのボランティアが総がかりで従事してきたが、周りには、その何百倍、何万倍の住宅がある。

そして事業所が被災して失業した方もこの作業に従事していて、これからの仕事、生活の見通しは全くないと話していた。

やるべき仕事の量は山のようにあり、仕事を探している人々もいっぱいいる。

なぜ政府は、このような失業した方々を日当でもいいし、時給でもいいし、雇ってこのような復旧の仕事に従事させないのか。

政府がその気になってこそ、復旧への見通しも切り開かれるのだ。

そんな被災地の声をよそに、やめろ、やめないの泥仕合。

原発も、それを推進してきたのは自民党政権だった、それを受け継いだのは民主党政権だ。

自らの責任を棚に上げ、被災地をそっちのけにした、不信任劇は、国民の反発を買っている。

沖縄に帰ってきてからもこのことを各地でいわれた。

日本共産党国会議員団は、やめろ、やめないの泥仕合に組みせず、堂々と被災者の声を届けて、その立場から、今国が為すべきは何なのかを追及、明らかにし、被災地に必要な措置求め、協力すべきは協力している。

日本共産党は、被災地に災害救援センターを独自に設けて、全国からの支援物資を集め、届け、現地でのボランティアを募り、支援活動を強化している。

民主、自民などの党略的な騒動を見るにつけ、日本共産党をもっと大きくしなければと痛感する日々である。

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