2008年6月23日月曜日

ヤンバルの森の林道建設と階伐・伐採の中止を要請

今日、党県議団はヤンバルも森の林道建設と階伐・伐採の中止を求めて、県知事に要請を行いました。

県からは、安里副知事と農林水産部長らが対応しました。

��6日に、赤嶺政賢衆院議員と党県議団でヤンバルの森を調査し目撃してきたことに基づいて、ヤンバルも自然・森を破壊している北部地域新計画に基づく林道工事と森林の階伐、伐採を直ちに中止することを強く求めました。



私たちは、調査した写真などを示しながら、山が丸ごと階伐され無惨な姿になっている実態を示し、これが県の認可の下に行われていることを厳しく指摘し、直ちに中止しないと、取り返しのつかないことになると迫りました。
しかし、部長などは、これは必要な事業であるとの見解を表明、階伐も山全体からするとわずか数%にすぎないと述べるなど、引き続き進める考えを表明していました。
私は、木を伐採して木材に使うなどという目的などではなく、とにかく木を伐採し、その後に植林をすれば国からの補助金がもらえるということが目的になっているのではないかと指摘。
また、奥川の源流が階伐され、山肌がむき出しになっている実態、そして、伐採して赤土流出の原因を作り出しておきながら、赤土流出防止のために、伐採した木を積んでいるという理不尽なことが行われていることを指摘。
こういうことを県が進めていることについて、県民から大きな批判は免れないとし、即刻中止すべきと強く求めました。
今度の県議会で、代表質問、一般質問などでも追求していくことにしています。
貴重なヤンバルの自然を守ることは全県民的な課題だと思います。

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