2014年6月23日月曜日

今、立ち上がらなければ/69回目の慰霊の日に思う

悲惨な沖縄戦から69年目、今年も慰霊の日がやって来た。
本土防衛の捨て石にされた沖縄。
20数万人の命が奪われた。
私の祖父母も南部に避難する最中に犠牲になったという。どこで亡くなったのか、遺骨も見つかっていない。

再び戦争を繰り返すな。
沖縄県民の譲ることのできない信条である。

安部首相がやってきた。
悲惨な戦争の教訓から生まれた憲法9条の解釈を集団的自衛権が行使できるように変えるという。
日本が武力攻撃されていなくても、同盟国のアメリカが引き起こす戦争に一緒に参加することができるようにすること、日本の自衛隊を海外に派兵できるようにすることが一番の狙いである。

国家安全保障会議設置法の強行、戦争反対の国民の目、耳、口を塞ぐ特定秘密保護法の強行、武器輸出3原則をかなぐり捨てて軍需産業が大手を振って歩き始め、そして、集団的自衛権行使容認への憲法解釈改憲と、戦争ができる日本への大きな音を立てて突き進み始めている。

この危険な動きをくい止めよう。
子どもたち、孫、ひ孫たちを守ることができるのは、今の私たちなのだ。

69回目の慰霊の日、私を含めが多くの県民の思いではないだろうか。

 沖縄全戦没者追悼式会場

 69年前、追い詰められた多くの住民が身を投げた

 今年も会いに来たよ

 平和学習の高校生かな?

刻名された祖父母


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