2010年10月6日水曜日

沖縄県産酒類に対する酒税の軽減措置の期限延長を求める陳情を採択

沖縄が日本に復帰して38年。

本土との格差是正、沖縄の振興などの目的で酒税の軽減措置が取られてきました。

この軽減措置がやがて切れることに対して、業界団体などから延長を求める声が上がっています。

今日はこの陳情が審査されました。

沖縄の泡盛は30度の一升瓶で、351円の税金で、本来の540円より189円軽減されています。

ビールは、350ml懽で、61円の税金で、本来の77円より15.4円軽減されています。

この軽減相当額は、この38年間で1058億円、21年度1年間で35億円軽減されているとのことでした。

この軽減措置がなくなれば、泡盛業界、ビール業界は大きな打撃を受けることになり、泡盛とビールの大幅値上げにつながり、県経済にも大きな影響を与えるものになります。

私は、これは業界だけの問題ではなく、県民全体の問題であると指摘し、この措置がなくなった場合の県経済に与える影響について質問しました。

部長は、影響について今調査中であるとの答弁でしたが、急いで調べて県民に明らかにして行くように求めました。

この問題は、これからの沖縄の経済にとっても重要な問題ですので、延長になるのか、あらたな軽減措置を求めるのかを含めて、がんばっていきたいと思っています。

陳情は全会一致で採択しました。

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