2010年10月13日水曜日

沖縄振興特別委員会での議論

昨日、沖縄振興・那覇空港整備特別委員会が開催された。

県から、あらたな沖縄振興が必要な理由についての説明があった。

その中で、「戦後27年間の米軍占領や、依然として続く過重な基地負担、広大な海域に散在する亜熱帯の島しょ地域であることなど、沖縄の歴史的、地理的、自然的、社会的な特殊事情は、日本の他地域とは異なる地域特性として残っていること。」の記述がある。

これについて、私は、「沖縄の歴史とこれからの振興を考えるとき、65年前の沖縄戦について抜くにしては語れない。沖縄戦では、15万人の県民が命を失い、県土は焦土と化し、産業基盤、田畑などがことごとく破壊され、いまなお、不発弾が各地で大量に発見されるなど、戦争の傷は今なお癒えていない。このことを沖縄側が正面から主張しないといけない。それを、沖縄の歴史的な特殊事情という表現で、戦争を起こした国の責任をあいまいにしてはならない」強く指摘しました。

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