2010年7月13日火曜日

マスコミの選挙報道の在り方についての疑問

参院選が終わった。

これから選挙結果についての様々な分析がなされていくだろう。

今度の選挙でも感じたのだが、マスコミの選挙報道の在り方はこれでいいのかとの疑問を以前から持っていたが、今回さらにその意を強くした。

というのは、マスコミの世論調査の報道の仕方で、A候補が優位とか、B候補は及ばないとか、選挙戦の真っ最中にマスコミが報道するのはいかがなものか。

ある意味では、世論誘導になりかねない。

報道の自由とはいえ、選挙の最中に、ある意味で当落を予想し、当選予想外の人への投票は死票扱いし、結果的に別の候補への投票へと誘導するようなやり方があっていいのかと思う。

すべての候補、政党の政策とその違い、国民が求めている政治は何なのかなどの報道こそもっと力を入れるべきではないだろうか。

政策論戦をわきに置いて、テレビ・マスコミ受けするような政党や、突然降ってわいたような政党が大量得票するのは、明らかにマスコミの影響であろう。

選挙報道の在り方について国民的な議論も必要ではないか。

また、選挙報道に左右されず、自分の判断で見極める努力がすべての人に求められているように思う。



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