2012年11月15日木曜日

未来を切り開く道

昨日の党首討論を見ていて正直うんざりした気分になった。「解散せよ」「近いうちに」の論争に終始し、国民の生活、被災地の再建、沖縄でのオスプレイ配備の強行、米兵による女性暴行事件や少年暴行事件についての議論など何一つ出てこない。民主党も、党内分裂状態で右往左往。そして、突然解散すると宣言した。解散派と先送り派の党内闘争の結果の破れかぶれ解散。

▶そもそも、民主党は自民党野田派と揶揄されている通り、自民党と何も変わらない。消費税の大増税を強行した仲間、原発推進も、TPP推進も、沖縄へのオスプレイの配備も基地の押し付けも共通しているのである。二大政党制を推進してきた勢力からは、さっそく、次期政権は、自公と民主の連立政権をと「アメリカいいなり、大企業いいなり」の政治の続行を期待する声が出ている。

▶「自民はうんざり、民主はがっかり、第三局はわけがわからない」との街頭での国民の声は今の閉塞状況を端的に表しているが、続けて「どこに投票すればいいのかわからない」と語ったように、「民主か、自民か、第三極か」との報道によって、日本共産党を選択の枠外に置くマスコミなどの世論誘導も大きな影響を与えている。

▶「消費税に頼らない別の道があります」「安保条約をなくせばこうなる」と日本共産党は日本改革の展望を提示している。うんざりした気分を吹き飛ばして、この改革の方向を訴え、日本共産党を伸ばし未来を切り開いていこう。

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