2014年8月5日火曜日

島ぐるみ会議結成大会でのあいさつを再掲載

7月27日に行なわれた「沖縄『建白書』を実現し未来を拓く島ぐるみ会議」結成大会での私のあいさつの全文と動画を再掲載します。



県民の心を代表して、今日の大会を呼びかけていただいたみなさんの勇気に心から敬意を表します。
みなさん、この瞬間も辺野古の現地では安倍内閣が埋め立てに向けた工事を強行しています。
辺野古に造られようとしている基地は、軍港や弾薬庫まで備え、訓練場まで一体化した巨大な米軍基地で、耐用年数200年の半永久的な基地です。F35ステルス戦闘機、これが配備される。新たな兵舎や家族住宅まで建設されるということも明らかになりました。
沖縄県民の負担軽減、危険性除去と口先で言いながら、やっていることは問答無用なやり方で、60年前の銃剣とブルドーザーで住民を追い出し、家に火を放って追い払った米軍のやり方とまったく同じじゃありませんか。
みなさん、県民を踏みにじる安倍内閣、それに手を貸している仲井真県政を断固糾弾し、辺野古の工事の即時中止を一緒に求めようではありませんか。
みなさん、安倍内閣と仲井真県政は、沖縄県民はいずれあきらめるだろうと思っているのでしょうが、とんでもない。強圧で襲い掛かってくればくるほど、県民の団結は強まり、県民を屈服させることは絶対に不可能だということを私たちが示そうではありませんか。

私たち沖縄県民の団結の要は昨年の建白書に込められた県民の総意です。
この建白書は沖縄戦で命を奪われた県民の魂、米軍占領下で命を奪われ、土地を奪われ、財産を奪われた県民の魂、そして現在、米軍基地あるがゆえに苦しめ続けられている沖縄県民の魂と平和への願い、基地のない平和な沖縄を子どもたちに残したいという沖縄県民の壮絶な歴史と魂、願が込められています。
この建白書に込められた県民の総意は、一部の勢力が裏切ろうとも、断じて揺るがないということを私たちは示していきましょう。

みなさん、私たち県民一人ひとりの力は小さいですが、決して無力ではありません。沖縄県民の声を一つにまとめあげ、動き出して、東京を揺るがし、太平洋の荒波を超えて、ワシントンまで揺るがそうではありませんか。
そして、新しい時代の夜明け、オール沖縄の歴史を私たちの力で切り開いていきましょう。そのために私たち一人ひとりが立ち上がりましょう。家族ぐるみ、職場ぐるみ、地域ぐるみで立ち上がりましょう。そして島ぐるみで立ち上がろうではありませんか。そして皆さん、11月の一大政治決戦に必ず勝利しようではありませんか。

日本共産党県議団も全力でがんばります。


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