2012年3月29日木曜日

沖縄県議会、会期を1日延長

沖縄県議会は会期を一日延長し、今日最終本会議となります。

昨日の本会議で、県立病院の定数を当局が111人増やす条例案を提案してきました。

私たちは、111人の定数増はこれまで私たちが求めてきた増員要求に一定程度答えたものになっているが、病院長はじめ現場の実態からするとまだまだ不足であるとして、野党共同で定数増の数を173人にするように修正案を提出して可決されました。

ところが、県知事はこれを不服として再議の手続きを行いました。

それを受けての会期延長です。

これは本来、再議にかけるようなもの筋合いのものではないと私は思っています。
定数を定めても、その通りに配置してもらった方がベストですが、そのうちの何人を配置するかは、病院事業局の権限に属する問題で、そこは、議会として縛ることはできません。

ただし、議会としては知事が提案した条例を、議会が調査、議論し、提案された定数では不十分でもっと増やすべきだと修正案を提案し、それだけ増やすことが本来必要ですよ定めることは、議会の役割として当然あってしかるべきものであり、県民、病院現場の声を反映したものです。

県当局は、議会の意思を真摯に受け止めてほしいものです。

自分たちの意見だけをごり押しするような今回のやり方には疑問ですが、再議にかける、かけないといのは知事の権限でもありますので、出された以上しっかりとそれを受けて議会で質疑、討論を行うものです。

再議は、今回で2回目、それも同一会期内で2日目です。

全国的にも例のないもののようです。

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