2011年11月22日火曜日

やんばるの皆伐現場調査

昨日、日本共産党県に団は、やんばるの山の皆伐がはじまった現場を調査。

沖縄県森林緑地課の担当者らから説明を受けました。

また、自然保護に取り組んでいる方々からの訴えも受けました。

天然の樹木の下に生息する貴重なやんばるの植物などが無造作に、下草刈りとして広大に刈り取られていました。

これも国の補助金で行われています。

皆伐の現場は、これから5ヘクタール近くの山がすべて刈り取られる皆伐方式での伐採がはじまろうとしていました。

ここにどんな動物や植物が生息しているのかとの質問に、「県は調査をしていない」、「村も調査したとは聞いていない」と述べ、環境にどんな影響があるのか調査していないとのことでした。

県の担当者は「皆伐方式が環境に負荷を与えることは認識しており、今後、皆伐方式は見直しが必要」との見解を述べ、この現場も「面積の縮小を村と相談中」と述べました。

やんばるの山での皆伐方式など、環境を壊すやり方は改めるべきです。

国の補助金も、やんばるの山をもっと自然豊かな山に戻す取り組みをはじめとした自然保護や、遊休農地御を活用した林業の再生などに活用できるように改めることで、地元の人々の雇用を生み出すべきです。

天然林を皆伐し天然林をなくしていくような現在の国の補助金の在り方を見直して、自然を守りながら、且つ、地元の雇用を広げるようなものにすべきです。

今朝の琉球新報が記事にしていますので紹介します。




国頭村佐手の山。これから左右の山が皆伐されていく。



県森林緑地課から説明を受ける渡久地修。(赤いに帽子)



琉球新報 11月22日

0 件のコメント:

コメントを投稿