2010年8月6日金曜日

女子暴行事件で抗議行動

那覇市で海兵隊が女子にたいするわいせつ事件・暴行事件で、防衛局、沖縄県、外務省沖縄事務所に抗議と再発防止の申し入れを行ってきました。

外務省沖縄事務所では、沖縄大使が対応、防衛局は業務課長、沖縄県は基地対策統括官がそれぞれ対応しました。

3機関とも、米軍に綱紀粛正、再発防止策を申し入れているとのことですが、それぞれの機関としての対策は全くない状況に怒りを感じました。

私たちは、それぞれが具体的にこのような事件を起こさないために具体的にどうするのかを問いただしました。

しかし、具体的な対策については結局聞くことはできませんでした。

安保を認め、海兵隊の駐留は必要との立場に立つ限り、根本的な解決はできないことは明らかです。

いまこそ、海兵隊の撤退、撤去に踏み出す時です。。

以下は、今日の申し入れの内容です。沖縄県への申し入れを紹介します。

沖縄県知事
仲井真 弘多 殿
��010年8月6日
日本共産党沖縄県委員会
委員長 赤嶺政賢

 米海兵隊による強制わいせつ事件に対する抗議と申し入れ

またしても、米海兵隊による婦女子に対する強制わいせつ事件が発生した。強い怒りを禁じ得ない。厳重に抗議するものである。
沖縄では、米軍人・軍属による婦女暴行事件や強制わいせつ事件が後を絶たず発生しており、米軍・国・県などがいう「綱紀粛正」と事件の再発防止策が、根本的解決策でないことは明らかである。
報道によれば、今回の事件で現行犯逮捕された容疑者は、米海兵隊岩国基地所属の米兵で「観光の沖縄に来ていた」と言われているが、岩国基地所属の海兵隊は、基地所在地である山口県岩国市に隣接する広島県広島市で、約3年前に、婦女暴行事件を起こすなど、沖縄と同様に女性を被害者とする悪質で野蛮な事件を引き起こしている。
また、岩国基地所属部隊の上部組織の第一海兵航空団司令部は沖縄のキャンプ瑞慶覧にあり、「たまたま観光で来た県外の米兵」では済まされない責任が、米国政府同様に、日本政府にある。
日本共産党沖縄県委員会は、度重なる米兵の婦女子の尊厳を踏みにじる野蛮な犯罪がまたしても発生したことに改めて厳重に抗議するとともに、綱紀粛正を求めるものである。同時に問題の根本的解決のためには、海兵隊の撤退と撤去を強く要求する。
また県当局は、県民の立場に立って日米両政府に対し、犯人の厳重な処罰と謝罪、被害者への補償を強く申し入れるよう求めるものである。

以上




防衛局での申し入れ



外務省沖縄事務所で要請する渡久地県議と手前が沖縄大使

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