山崎豊子さんの「運命の人」、全4巻の4巻目の最後の部分を読んでいます。
読みながら涙が出てきます。
沖縄戦の悲劇が著者のものすごい筆力によって胸に迫ってきます。
思わず涙が出てきました。
どのような結末になるのでしょうか。
この本は事実にもとづいたノンヒクションと冒頭に書かれています。
先月の6月議会で、旧日本軍32軍司令部壕の調査、保存、公開について質問しましたが、この壕のこともリアルに描かれていて、われを疑うほど引き込まれていきました。
何かのめぐりあわせなのでしょうか。
改めて、32軍号の保存、公開をやり遂げなければとの思いに駆られました。
沖縄と沖縄県民をを踏みにじり、一人の人間、新聞記者を踏みにじり、家族を踏みにじる、日米両政府に満身の怒りがわいてきます。
そして、それとたたかう勇気ある人々に感銘を覚えます。
結末を読む前に、多くの人に読んでもらいたいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿