2013年6月23日日曜日

68回目の慰霊の日

68回目の慰霊の日でした。

摩文仁の平和の礎には、沖縄戦の悲しみを抱えた遺族の方々が姿がありました。

全戦没者追悼式典には、総理も出席、衛大臣、外務大臣も初めて出席するなど、沖縄の辺野古移設をにらんだ参列ではないかとの危惧の念が広がっています。

日本維新の会の橋下代表の姿も見えましたが、参列者は冷ややかな目を向けていました。

私は、県議会議員が胸につけている白いバラのそばに、9条バッチをつけて参列しました。

総理あいさつには、私が聞いた範囲では、基地の負担軽減という言葉さえなかったのではないかと思います。さらに、沖縄戦の犠牲の上に今日の日本があるという風な中身で、あの侵略戦争を引き起こした反省の言葉はありませんでした。
これまでの歴代総理の中でも、もっとも県民の願いとかけ離れ、県民の心に響かない、形だけのあいさつのように聞こえたのは私だけでしょうか?

一方、県知事は平和宣言では、米軍基地の過重な負担を強いられているとして、普天間飛行場の県外移設、日米地位協定の抜本的な見直しを求めています。

県議会議長は、「今年1月、安倍首相に手交した超党派での『建白書』は、これ以上の基地負担に反対し、平和な生活を送りたいという切実な県民の総意を表明したもの」と述べました。

沖縄県遺族連合会会長は、オスプレイの撤去と普天間基地の県外移設を求めました。

安倍内閣が、憲法を変えて戦争のできる国造りを進めようとしていいるもとで、再び戦争を繰り返さないという決意を新たにするに日にしなければなりません。











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