2011年4月27日水曜日

菊栽培農家支援について知事申し入れ

今日、経済労働委員会(玉城ノブ子委員長=共産)は先日調査した菊栽培農家の窮状について、知事に支援策について申しいれました。

申し入れの内容は

①無担保・無保証人、無利子・低金利の融資制度をつくること

②資材、輸送費等必要経費への支援策を講じること

③借入金の返済猶予及び利子補給を行うこと

④大震災関連被害として国・公庫に支援策を求めること

⑤花卉園芸農業を対象とした価格保証制度をつくること

の5項目です。

知事は、この5項目についてしっかりと実現できるようにがんばりたい。5月には臨時議会を記載して補正予算も組んでいきたいと応じました。

私は、先日の伊江島の菊栽培農家の視察で、出荷停止になった菊の切り花の現物と輪菊、小菊の圃場の写真を見せながら、状況を説明し、5項目の重要性を訴えました。

そして、菊農家は多くのパートさんを雇っていて、自宅待機や一時休業などの場合、今度の震災関連であれば雇用調整助成金の対象になるが、雇用保険の加入が条件になっているが、パートさんはほとんど雇用保険には加入していない。県として、国に対して、条件緩和を働きかけることが重要だと提起しました。

知事も、そういう緩和策はぜひやってもらいたいと述べました。

また、菊栽培農家の多くは高校生を子どもに持っており、離島地域では、本島への進学で下宿代など年間100万円余の出費があり大変であり、この支援策も必要だと提起しました。


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