2019年6月12日水曜日

野良根の命

6月8日のフェイスブックへ投稿したものです。

今朝、会議に出かけようとしたら、車の前に黒猫が倒れていた。シッシッといっても動かない。息はしているが危ない状況であることはわかる。どうしようか、会議に遅刻しそうだし。家からタオルを持って来て木陰に移動し会議にむかった。途中、気になり、猫好きの人に連絡して病院を教えてもらった。引き返してみるとまだそこに動かずにいた。車て動物病院まで運んだ。病院は患者で混んでいる。受けつけに運んだら、瀕死の状況なので獣医が優先して診てくれた。獣医は、エコーの検査を行い、血液検査、レントゲン検査も必要だといいながら、いずれにしても危険な状態とつげ、私にどうしますかと聞く。私は飼い主でもないし、多分野良猫だと思うと話した。しかし、野良猫でも病院に連れて来た人が治療費を負担するのだという。それはそうだろうが、私にどこまで治療するかを問われてもと戸惑いもあったが、ほっとくわけにいかずに、獣医の出来るだけ手をつくしたい思いもつたわり、とりあえず検査を了解した。助かる見込みが無ければ安楽死の選択もあるのかと聞いた。かわいそうだが。
時間がかかるというので、猫を預け会議にむかった
数時間しても連絡がないのでこちらから電話して様子聞いたが、まだいくつかの検査が残ってるとの事だった。
そのご獣医から電話があった。事故ではなく、ウイルス性白血病で治る見込みはないという。この数日だとの事で、安楽死ではなく入院させて命を全うさせてあげたいと若い獣医は言った。
病院に行って、猫に面会した。点滴を受けて横になっていた。
獣医は、検査の結果を詳しく報告した。幸い苦しくはないだろうと言った。あのままほっておけば死んでたろう。少しでも手当て出来ただけでもよかったのではとも言った。
庭に臭いウンコをして苦々しいと思っていた野良猫だったのだが。出来れば治癒して放してあげたいのだが。
治療費は馬鹿にならないものだったが、私に救いを求めてきたのだろうと自らに言い聞かせ、最後まで看取りますとの獣医の言葉に救われる思いがした。あとは、安らかに命を全うすること願うのみである。その時は、獣医から連絡が来る事になっている。
ちなみに、その猫について、病院のスタッフは、5歳ぐらいの女の子です言っていた。

0 件のコメント:

コメントを投稿