今日、泡瀬干潟の埋め立て問題で、東門沖縄市長が市長を支えた4党との合意を無視して、一方的に政府に事業計画を提出し、即座に前原大臣が了承した問題で、党県議団として記者会見を行い声明を発表しました。
党県議団の声明は下記の通りです。
泡瀬干潟埋め立て許すな
日本共産党県議団 2010年8月4日
��月3日、東門市長は前原沖縄担当大臣に泡瀬干潟の埋め立て事業の見直し計画案を提出しました。前原大臣は市計画案を評価し即座にそれを了承しています。
前原大臣はこれまで経済的合理性について「より高い検証が求められる」と指摘していました。ところが、今回は申請書を受け取って即座に了承していることは、
「より高い検証」はどうなったのか、沖縄市の計画案を丸のみにしたのではないかきわめて疑問があります。
そもそも沖縄市の埋立事業計画は高裁で経済的合理性がないということで、公金の支出が禁じられていたものです。そのために東門市長は事業計画について、広く市民の意見を聞き、協議を進めることを明言していました。
市長選挙の際の確認では、事業計画が出来上がったら、共産、社民、社大、民主の4党に提出し、経済的合理性について検討することになっていました。7月30日に4党の代表が市役所に呼ばれて、事業計画の見直しの説明が行われましたが、その計画書は「需要予測」が過大に見積もられ、科学的根拠が不透明なものになっていました。「このようなずさんな計画書を提出するのは問題がある」、「十分な検討をする時間が必要だ」との4党の代表の主張にたいして、「改めて日時を設定する」との約束でした。今回それを無視して政府に一方的に提出したものです。
まさに公約違反で、市民の声と4党との合意を無視するやり方で、許されません。
党県議団は、今回の市長の態度に強く抗議し、事業計画書の撤回を求めるものです。世界的にも貴重な生物多様性の宝庫である泡瀬干潟はどんなことがあっても、みんなの力で守るために頑張り抜くものです。
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