葉タバコが壊滅的打撃を受けた伊江島の圃場を調査、農家から実態について聞きました。
収穫前の5月の台風では過去最大規模でこんな全滅状態は初めてとのこと。
猛烈な風と塩害でなぎ倒され、すきこまれた無残な姿でした。
JTとの契約栽培なので、このような災害の時には一定の基準で見舞金が支払われるようですが、借金の返済や運転資金の確保などに不安を訴えていました。
今帰仁村では、国や県などの補助を受けて台風対策を強化したマンゴーやスイカ、メロンなどのビニールハウスを調査。
台風対策として太いパイプで補強したハウスや、最初から太いパイプで設置したハウスなどは今度の台風の強風にも絶えていました。
また、風からビニールをまもるために網でハウスを覆ったり、なかの作物をまもるために、ハウスのなかに網を覆ったりしたことによってなかのマンゴーなど全く被害を受けていいませんでした。
その一方で、従来の細いパイプのハウスは多くが風によって壊されており、中のメロンなどの作物も全滅していました。
沖縄は台風常襲地帯です。
台風に耐えられるようなハウスの普及、そして、露地栽培などの作物などをはじめ、災害の時の沖縄型の共済制度の創設の重要性を感じました。
葉タバコ農家から被害状況の説明を受ける。左がとぐち修
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