昨日の「止めよう辺野古新基地建設、9・20県民大行動」での渡久地修の閉会あいさつの全文を紹介します。動画でもご覧なれます。
辺野古の浜を埋め尽くした県民のみなさん。大変ご苦労さまでございます。
この美ら海を埋め立ててできる基地は巨大な新基地です。
みなさん後ろ後方の宣伝カーのポールを見てください。あの伸びたポールの高さは7メートルです。埋め立てられる基地はおのポールよりはるかに高い10メートルの高さまで埋め立てられます。この10メートルの高さの土でこの海、遥か彼方まで埋め尽くされます。こんなこと断じて食い止めようではありませんか。
今日の集会は大きく成功しました。しかし、私たちの目的は、普天間基地を閉鎖撤去させ、辺野古新基地建設を断念させることです。今日の集会はこれからのたたかいの跳躍台であることをお互いに確認しようではありませんか。
みなさん、辺野古現地での座り込みのたたかいは今日で3807日です。高江の座り込みは8年目に入っています。現地への支援、参加を強化しようではありませんか。
それから今日参加したみなさんが、それぞれ地元に帰って、文字通り、沖縄中での島ぐるみのたたかいを起こしていく礎になろうではありませんか。
そして、来る11月16日の県知事選挙は、辺野古新基地建設を許すかどうかが最大の争点。知事から承認をもらったと政府は強弁していますが、県民を裏切って名護市民、沖縄県民を売り渡した仲井真知事に圧倒的多数の県民のノーの審判を突きつけましょう。そして、政府に解釈の余地のないほどの圧倒的多数の力で、翁長新県知事を誕生させようではありませんか。
69年前の沖縄戦では、この沖縄は、本土防衛の捨て石にされました。戦後は米軍の植民地にされ、復帰後も米軍基地の重圧に苦しめられ続け、まさに、国策に翻弄されてきました。今こそ、沖縄県民自らの手で沖縄の針路を切り開らこうではありませんか。
今、私たちは、沖縄の歴史を切り開くたたかいの瞬間に生きています。100年先、200年先のまだ生まれていない私たちの子々孫々を守るたたかいでもあります。
道理と正義は我々の側にあります。
沖縄はひとつ。県民の心を一つにまとめ上げ、勇気と希望と展望をもって前進しようではありませんか。
これを持ちまして今日の集会を閉会致します。
頑張りましょう。
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