ラベル

2007年8月31日金曜日

末吉団地から古島駅への歩行者安全のために、手前側に陸橋の設置を。国道事務所と交渉。

 末吉団地からモノレール古島駅には、国道330号線から県道に迂回して下りて、さらに陸橋を上って行くことになります。
 そのため、多くの方々が、行動330号線のガードレールをまたいで道路を横断、道路沿いを直線コースで駅に向かっています。

 ガードレールをまたげないスカートの女性たちは、団地近くから、車道のそばをあるいて駅に向かっています。

 そのため、大変危険な状況になっています。

 この危険をなくすため、横断歩道の設置か、あるいは、陸橋を手前側に設置をと那覇市議会でも取り上げてきましたが、今日は、赤嶺衆院議員とともに現場交渉を行いました。

 内閣府沖縄総合事務局・南部国道事務所から、所長、副所長らが参加しました。

 現場を確認し、実際に迂回して歩いてみました。

 副所長らの話では、横断歩道は必要と思っていたが、公安委員会の方から車の量が多いことと、スピードが出ている場所なので、横断歩道は逆に危なくなるととのことだったとのことでした。

 それならば、横断陸橋を手前側に設置するしかないと強く求めました。
 所長らも、状況は分かったので、十分に検討したいとのことでした。


左から、国道事務所長、副所長、地域の方、渡久地修、赤嶺衆院議員

国道の歩道拡幅工事で家にひび割れ、沈下。国道事務所と交渉。

 国道330号線の道路歩道拡幅の影響で地盤が沈下、家がひび割れ、傾斜しているとの相談を受けていました。

 本日、赤嶺政賢衆院議員とともに、内閣府沖縄総合事務局・南部国道事務所と現場で交渉を行いました。

 総合事務局からは、所長、副所長をはじめ担当者らが参加。

 相談者のAさんから、工事の際の状況や、被害の実態などを訴えました。
 至る所にひびが入り、家の周りでは約10センチ以上にわたって沈下している状況が確認できました。また、家も傾きボールが転がるとのことでした。

 私たちからは、明らかに工事の影響だと思われ、工事の際の6年前にも、南部国道事務所がこのことを確認している実態があると指摘し、速やかな対応を求めました。

 国道事務所の所長は、実態、原因などを詳しく調べて、因果関係など早めに調査したいとのことでした。


向う側から、渡久地修、赤嶺衆院議員、Aさん
こちら側、白帽子が国道事務所長、赤帽子が副所長

沖縄県に対し、F15戦闘機の未明離陸に抗議の申し入れ

 本日午後1時、沖縄県に対して「F15戦闘機の未明離陸に厳しく抗議する申し入れ」を日本共産党沖縄県委員会として行って来ました。
 申し入れには、赤嶺政賢衆院議員・県委員長、前田県議、中村北谷町議、真栄里県常任委員と私・渡久地修那覇市議団長が参加しました。
 
 県からは、上原知事公室長らが対応しました。

 申し入れでは、8月28日未明のF15戦闘機とKC10給油機の嘉手納基地からの離陸を強行したことに厳しく抗議し、①F15戦闘機及び軍用機の早朝、夜間飛行は行わないこと ②民間地域上空での飛行訓練を一切中止すること ③老朽化、欠陥が指摘されているF15戦闘機を即時撤去すること ④騒音防止協定を遵守すること などを求めて来ました。

 赤嶺衆院議員は、県として未明の離陸をやめさせる実行ある措置を執るよう強く求めるとともに、未明の離陸を当然視する米軍や、それを是認している政府に厳しく抗議するよう求めました。

 私は、このような県や地元自治体の反対を押し切って強行したこと、また、昨日の地元紙に載っているように、嘉手納の屋良小学校で、米軍機の墜落を想定して避難訓練を行っているが、このような訓練を行わなければならないようなこと自体、異常なことではないか。これは異常事態と認識しているかと確認を求めました。

 知事公室長は、まったくその通り、常識外れだと語り、異常なこととの認識を示しました。

 日本の政治を悪くしている一つに、アメリカいいなり米軍いいなりの異常な実態が沖縄では平然と行われています。

 この異常なアメリカいいなりの政治を一刻も早く終わらせるために、県民の一丸となった運動が求められています。


右から、赤嶺衆院議員、前田県議、渡久地修ら


1228回目の昼休みデモ

毎週金曜日に県庁を一周する「核兵器廃絶・昼休みデモ」。
今日は、1228回目です。

��2時半から1時まで、赤嶺政賢衆院議員、古堅実吉元衆院議員と一緒にデモの先頭に立ちました。

「F15戦闘機の未明離陸は許さないぞー」「核兵器を廃絶しよう」「教科書検定を撤回せよ」などを唱和し、県民に訴えて行進しました。


左から、古堅実吉元衆院議員、渡久地修、赤嶺政賢衆院議員

那覇市役所のアマミヅタ


上の写真はなんと思いでしょうか。
那覇市役所の東側の壁一面を被ったツタを画面いっぱいに収めた写真です。
切り取って部屋に飾りたいような見事な緑の作品です。

県議会に打ち合わせに行ったときに、窓から見えるツタがあまりにもきれいなので撮りました。
役所全体の写真は下の通りです。



このツタは、「アマミヅタ」というブドウ科の植物だそうです。

このアマミヅタについて、いろいろ調べてみたら、17年前の「広報なは・市民の友」に記事が掲載されていました。

 「コミュニティー道路に面した市役所の壁に、アマミヅタが青々と生育している。すこしでも多くの人に都市緑化について考えてもらいたいと、ある職員が植えたものだという。一本の根本から生育したとは思えない自然の造形美に、すぐれた壁面でも眺めているような思いさえする」と書いてあります。

現在の那覇市役所庁舎が築42年を経過していますから、いずれにしてもかなりの年月を経ているのでしょう。30年以上になるかもしれません。

いまでは、那覇市役所のシンボルになり、市民から親しまれています。

新庁舎の建設の計画もありますが、「このアマミヅタを残してほしい、あるいは、新庁舎もこのツタをはわして欲しい」との声も聞こえてきます。

 現在、那覇市の緑化率は市面積の約20%で、残り約80%がコンクリートやアスファルトなどに被われています。

 雨は、そのまま海にながす仕組みになり、地下に浸透しないために各地でヒージャー(井戸)が涸れるなどしています。大雨には、一気に雨水が集中する都市型水害が多発してきています。

 緑を増やし、地下水を涵養することは、地球温暖化防止、快適な街づくりと同時に、災害に強い街づくりにもなるのです。


2007年8月29日水曜日

浸水災害の被災者の陳情を審査

今日は、8月11日の安里川氾濫による浸水災害の被災者のみなさんが出した陳情の審査を総務委員会で行いました。

午前中は、被災者のみなさんを参考人としてご参加いただき意見を聴取しました。

80台近くが水没したバス会社の組合の代表は、「今回は、車を避難させる暇もないほどあっという増水だった」と語り、「100万円の新車を買ったが、水没し修理費に80万円もかかる人もいる」と深刻な実態を報告。

店舗が天井まで水没した業者らは、「今日、明日どうやって食べていけばいいのか。途方に暮れている」「子どもの授業料も払えない。塾を辞めてもらった。携帯電話料金も払えないので、子どもから取り上げたら、子どもからは、夕食を我慢してもいいから、携帯だけは取り上げないでとたのまれた」「血圧が高いが、病院にもいけず薬もない。姉から薬をもらっているが、毎日飲む薬を1日おきに飲んでいる。せめて医療保護だけでも受けられないか」「1日もはやくつなぎの資金を貸してもらい営業を再開したい」との切実な実態が出されました。

午後からは、市民防災室長、福祉政策課長、保護課長、国民健康保険課長、税制課長、商工振興課長、学務課長らの出席を求め、市当局の被災者支援の状況の説明を受けました。

その中で、現行制度の下では、店舗の浸水などについての具体的な支援策が整っていないことが明らかになりました。

今回の浸水は、県工事が原因で発生、あるいは拡大していることが指摘されているだけに、県への早急な原因究明と、災害補償などを求めると同時に、市の支援策の改善、新たな制度の新設などを早急に行うことが大事になってきています。

今日、明日の生活、営業に困っている被災者のみなさんの立場にたった支援策の実現に全力でがんばっていきます。



総務委員会の模様
手前左が渡久地修委員長


2007年8月28日火曜日

9・29教科書検定撤回を求める県民大会に全議員の参加を確認

 今日の議会運営委員会で、9月29日開催の教科書検定の撤回を求める県民大会について協議しました。
 その結果、全議員が参加kすることを確認しました。
 私の方からは、①全議員の参加とともに、②那覇市議会として、全市民への参加呼びかけを何らかの方法で行うこと、③市民が参加しやすいように、バスの配車を議会あるいは市でできないかを検討してほしいと要望しました。
 ②③については、議長を中心に検討することになりました。

 政府は、あくまでも検定意見の撤回を拒否しています。
 歴史をねじ曲げることは許せない、この声をさらに大きくひろげ、県民大会を成功させ、必ず撤回させましょう。
 みなさんのご参加をお願いします。