13日に沖縄県庁で仲井真知事と会談した北沢前防衛大臣・民主党副代表は、普天間基地の辺野古移設に関して、「どんな困難があってもやり抜いていく」と述べたという。
この記事を読んでぞっとした。
まさに、脅迫、恫喝のなにものでもない。
沖縄県民の反対の声を押し潰しても力ずくでもやり抜いて行くというもので、知事が米国で図らずも述べた、「米軍は占領中に銃剣とブルトーザーで土地を奪った。今度は日本政府も銃剣とブルドーザーでやるのですか」という、まさにそのとおりではないか。
恐ろしい政権だ。
最低でも県外と公約しながらそれを投げ捨て、それどころか、今度は「どんな困難があってもやり抜いていく」とアメリカのためなら、沖縄県民の民意など踏みつぶすぞと言わんばかりの民主党政権。
自民党政権とまったく変わらない。
このような恫喝・脅迫に県民は屈しない。
アメリカでも、ウォール街デモが全米各地に広がっている。
権力者が弱者を力でねじ伏せる。そういう時代ではもはやないことを、民主党政権は気がついていないのだろうか。
弱い沖縄を力でねじ伏せるのはなく、この沖縄の声を受け止めて、「普天間基地は閉鎖したらどうでしょうか」「本国に持ち帰ったらいかがでしょうか」と米国と真剣に交渉すべきではないのか。
アメリカいいなりのしみついた事大主義的な日本政府の態度には怒りを通り越して悲しくなっています。
沖縄は、怒り悲しみを乗り越え、団結をかため、基地の押し付けを「どんな困難があっても跳ね返していく」。
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