2022年2月3日木曜日
隔靴掻痒の思い
靴がすり減り買い替える時期に来ている。これまではサイズや足になじむかなど現物をみて試し履きして買うのがあたり前だと思っていたが、試しにインターネットであれこれと調べてみた。ブランド品と言われているものや格安のものなどいろいろと出てくる。世の中の流行も含めて改めて時代遅れなのかと知らされるが、それでも、現物を手に取って試しに履いてみないと失敗するのではないかと不安は尽きない。▶インターネットでの検索を終えて、自分のフェイスブックを開いてみると驚いたことに靴の広告が出てくる。新聞の電子版を開くとその横にも靴の広告が出てくる。私が靴を購入しようということが分かっているようだ。そういえば、これまでも電化製品や何かを検索すると、その品物の広告が出てきていた。私が何を欲しているのか個人情報がすべて大企業などに把握されているのではないか。映画のような世界が現実に進行しているように思えてならない。▶国が進めるマイナンバーカードやDXなどもこのような状況になりはしないか。買物嗜好、所得、納税、家族構成などが個人情報のすべてが国によって管理され、大企業などに利用される社会になりはしないか。行き着く先は国による監視社会にならないのか。心配は尽きない。▶急速に発達するインターネット社会に乗り遅れまいとあがきながらも、便利さの中に潜む危うさがすでにひそかに進行していることにも遭遇する。隔靴掻痒の思いである。
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