立っているのが渡久地修県議、手前右が岡田外務大臣
外務大臣に訴える渡久地修県議
昨日夕方、県民大会の政府要請団の一員として岡田外務大臣に面会し要請を行ってきました。
共同代表の仲村連合沖縄会長、大城節子沖婦連会長、高嶺県議会議長、稲嶺進名護市長らが、県内移設は絶対に反対だと要請。
私は、
「外務大臣や政府は、抑止力とか安保があるから沖縄に基地は必要と言っているが、こんなごまかしはもはや沖縄では通用しない。
今度の県民大会は、安保賛成の党から反対の党まで超党派で、もうこれ以上、沖縄に米軍基地はつくらせないと9万人が参加した。
これは130万県民の総意である。
この大会の重みをしっかりと受け止めるべきである。
今日は外務大臣の口から、沖縄県内に基地はつくりませんということを聞くためにやってきた。
そして、あくまでも沖縄に米軍基地を移設するというのであれば、我々は命をかけてこれを阻止をする」
と述べて外務大臣の見解を求めました。
外務大臣は、「大会のことは重く受け止めている」と述べ、しかし「海兵隊の抑止力は必要。私は沖縄だけでなく全国民のことを考えないといけない」などとも述べ県内移設については否定しませんでした。
その後、各代表が県内移設に反対の立場から意見を述べ、玉城ノブ子県議が、沖縄の基地は県民が進んで提供したものではない。戦争中に住民を捕虜収容所に囲い込んでいいるときに奪い取ったものであり、その後も銃剣とブルドーザーで住民を追い出して拡張したのも。このような基地は代わりの基地を出せとはとんでもない。政府はアメリカに即時返せと交渉すべきだと要求しました。
外務大臣は、また、日米安保に賛成の立場であり、反対の人とは意見が違うと逃げの答弁に終始しました。
あくまでも県内に押し付けようとする政府の姿勢を見た思いで怒りがいっぱいです。
しかし、たたかいはこれからです。
県民大会の成功は、基地のない沖縄への出発点です。
要請団は、これからの県民の島ぐるみの運動、たたかいにかかっていると、それぞれ決意を新たにしたと思います。

国会前の座り込み現場

国会前の座り込み現場
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