ラベル

2008年2月3日日曜日

迷惑メールがピタッと止まる。何があったのでしょうか?

��月に入ってから、迷惑メールがピタリと止まりました。

これまでは1日数件から数十件くることもあり、ほんとに迷惑していましたが、どうしたことか、今のところまったくこなくなりました。

喜ばしいことですが、あれほどしつこく送られていたものがピタっとやむには何か原因があるのでしょう。

プロバイダーのウイルス対策ソフトが改善されたのか、それとも何か法の規制が強化されたのか。

そういえば、数日前にチラリと、迷惑メールが禁止されると報道されていたようないないような感じもしますが。

いずれにしてもよかったと思います。

と、喜んでいたら明日からまた大量に送られるということはないでしょうね。

わかる方は教えてください。

2008年2月2日土曜日

首里中学校の創立60周年記念式典

首里中学校の創立60周年を迎えての記念式典が行なわれ参加しました。

私の母校でもあり、娘も息子も学びました。

私たちの時代とは違って立派な校舎になっていますが、当時の面影はいろんな所に残っています。

開会で校歌の斉唱がありましたが、懐かしくていつのまにか声をはりあげていました。

当時の先生方や、娘や息子がお世話になった校長先生方にもお会いできましたし、参加していた同期生や先輩、後輩たちとも語り合うことができました。

胸に特別なリボンをつけた年配の方々が参加していました。知り合いの宮城さんも参加したいましたので、祝賀会の準備のための休憩時間にそのリボンを魅せてもらうと、なんと首里中一期生と書かれていました。感激して、一緒に写真を撮りました。

これまで、このような記念式典に一期生として参加したのは初めて話していました。

旧制の学校制度から、6、3、3制に移行したために、すぐに首里中3年に編入したと語っていました。

この60年間に、首里中学校の卒業生は28,924人を数えるそうです。

「その内の一人が私です」と胸を張って言えるように、お互いに、これからもがんばらないといけないなと、体育館の真ん中で思いました。


いつの間にか声を張り上げていた校歌の斉唱


一期生に感激し、宮城さんにせがんで一緒に写真に収まりました


一期生、20人近くが参加していました。くす玉をひいたあとの記念写真




御茶屋御殿復元期生会の新春の集い

御茶屋御殿復元期生会の新春の集いがあり参加しました。

今回は、特にこれまでの期生会のみなさんの奮闘があって、沖縄総合事務局長、沖縄県副知事、那覇市副市長らがはじめて参加しました。

去年、国、県、市で御茶屋御殿ワーキンググループが設置されたとの報告もありました。

復元への大きな一歩を感じました。

会長の宮里朝光先生も元気で、琉装で参加し、ぶくぶく茶についての記念講話を行ないました。

琉球の歴史などについてあまりにも知らないことが多すぎて、もっと勉強しないといけないと参加者の多くが話していました。


この集いでしかなかなか見ることのできない一流の方々の古典演奏が続きました。


宮里朝光先生の講話

2008年2月1日金曜日

中国製冷凍餃子の中毒被害

中国製冷凍餃子による中毒事件が日本中に不安を広げている。

我が家でも冷凍食品は欠かせない存在になっており、冷凍餃子はいつも食べている定番であった。

それだけに、今回の事件は、「もしかしたらこの前食べたものは?」と多くの国民の頭をかすめたのではないだろうか。それだけにショックは大きいものがある。

報道によると、様々な原因が飛び交っている。残留農薬か、製造過程の混入なのか、事件の解明は今からであるが、政府は、早期解明に全力をあげるべきである。

そして、日本はより根本な問題の解決にも手をつけることが必要ではないだろうか。

それは、39%にまで落ち込んでいる食料自給率を回復することである。

外国からの安い農産物をどんどん輸入し、国内の農業を衰退させてきたこれまでの自民党政治の責任は大きいと言わなければならない。今回の事件と、最近の穀物価格の上昇によって日本の食が脅かされている現実は、日本の未来と、国民の生存にとっても、ゆるがせにできない大問題ではないだろうか。

��たつめには、輸入食品の検疫体制の抜本的強化である。
これだけ、食料を輸入に頼りながら、その1割しか検査していないという検疫体制だというから驚きである。
全国に約30カ所の検疫所で、監視員はわずか334人だという。

検疫体制の強化、国内、県内の農業振興、地産地消による食料自給率の向上というより根本的な解決にむかって進むべきである。

2008年1月31日木曜日

犬山市の教育に学ぶ

「上を向いて歩こう、涙がこぼれないように、泣きながら歩く、独りぽっちの夜」ではじまる坂本九の「上を向いて歩こう」は世界的なヒット曲である。坂本九の「上を向いて」は常に前向きに生きることを教えているように思う。

 しかし、この「上を向いて」が権力者や強いものだけを向いてということになると、事情がかなり変わってくる。
 ましてや、こども達を教える教育の現場に持ち込まれるとどうなるのだろうか。

教育とは生きている人間が相手である。教師と生徒が向き合って学びあうものだとも言われている。そんな教育の現場で、文科省の方しか向いていない県教育委員会、県教育委員会の方しか向いていない市町村教育委員会、市町村教育委員会の方しか向いていない校長、校長の方しか向いていない教師という「上を向いて」ばかりがまかり通ったらどうなるのだろうか。

そんなことはないとキッパリと言いたいが、気になることが最近続いていないだろうかと心配しているのは私だけだろうか。
 学校にまで市場原理と競争が持ち込まれ出してきた。学校選択制、習熟度別授業というもとで、できる学校、出来ない学校、できる子、できない子に選別、差別されていくような教育が広がりはじめているように思えてならない。

 そんな中、愛知県犬山市の教育実践を視察学習する機会を得ることが出来た。
 市場原理、競争至上主義の教育ではなく、すべての子どもに基礎学力とともに、一人ひとりの子どもを大事にし、お互いの学び合いを身につけさせるという教育実践だった。
全国一斉学力テストに不参加を決めたことが全国から注目されるようになっているが、「犬山の子どもは犬山が育てる」との信念のもとで今回の選択になったという。本来の地方自治のあり方、教育を考える上でも画期的な出来事ではないだろうか。
なにも「参加しない」と決めたことが画期的ということではない。「参加する」「参加しない」を教育委員会や市民が徹底的に議論して、そしてその結論を自らの実践のなかでの信念で出したことを言っているのである。「国の言うことだから」「国には逆らえない」という追随とはまったく無縁で、自分たちのことは自分たち決めるという姿勢がすばらしいことであり、それこそ私たちが学ぶべきことだと思っている。

今回、犬山市を視察して、学校での授業風景を見せていただき、校長先生から話しをうかがい、教育委員会から話しをうかがいなかで、その自治の精神と、これまでの犬山市の教育実践への確信に裏付けられた上での判断だと言うことがよく分かった。

「学力テストへの不参加の問題がマスコミで大きく報道されているが、それが大きな問題ではない。犬山市のこれまでの教育実践そのものをよく見てほしい。こども達にとってどのような教育がいいのかどうかの問題であり、その立場から議論して不参加を決めたこと」との話しには感動する。

犬山市の教育実践は、子ども達同士の学び合いをとても重視している。また、先生同士の学び合いも重視し、同僚性という方式で、みんなで教え合っている。

そして、決定的なのが、そのための市が財政支援を行い、市の負担で教師を増やし、少人数学級を実現し、少人数授業というすばらしい教育実践を行っている。

私は、校長先生にも、教育委員会の担当者にも、なぜこのような実践が出来たのか、国や県からの圧力はないのかとくどくどと質問した。
返ってきたのは、「犬山の子どもは犬山で育てる」「主人公は一人ひとりのこども達」、「上を見て仕事をするのではなく、こども達の方をみて仕事をすること」という当たり前の応えだったが、「その当たり前のことをやろうと思えば、今の制度でも十分にできるのです」「私たちはそれをやってきたのです」とのことだった。

競争教育ではなく、本当の意味での基礎学力を身につけさせること。

犬山の教育に、真の地方自治と、教育のあり方の根本を見る思いがした。

がんばれ犬山というだけでなく、そのがんばりに学び、私たちのまわりでも、本当の学力とは何か、教育とは何か、そのために何をすべきかの議論をこの機会に大いに深めたいものである。

30人学級の早期実現、少人数授業の実現に向けてがんばろうと決意を新たにしているところです。



廊下には、「一人一人が主人公」「友だちと学び合う」の標語が



「きみと、ずっと、なかよく」の標語は感動的だった

2008年1月30日水曜日

「子どもたちが主人公」-愛知県、犬山市の教育

昨日、愛知県犬山市の教育実践を視察してきました。

子どもたちが主人公、子どもたち一人ひとりが主人公の教育実践は確かな成果をあげていると実感しました。

楽田小学校の校長先生からお話を聞き、実際に3年生と4年生の「少人数学級」の「少人数授業」と見学させてもらいました。

「少人数学級」というのは現在の40人学級という制度のもとで、、市の負担で教員を増やして学級の子どもたちの数を少人数にすることです。市の負担かどうかはべつにして、この少人数学級は多くのところで、実践が始まりつつあります。

「少人数授業」というのは、その学級を、算数と理科の授業は、さらに、12人~15人2つのグループに分けて、先生もそれぞれ一人づつついて勉強するというもでした。

さらに、驚いたのが、その授業をさらに、4人程度のグループにして、自分たちで考え、わからないところは、わかった子どもが教えていました。

詰め込みや暗記ではなくて、なぜそうなるのかを、子どもたちがそれぞれ学び合い、教え合いしていました。

授業は先生がたが、お互いに話しあって、常に向上させているとのことでした。

少人数授業も文科省のいう習熟度別授業という、競争教育、できる子、できない子をわける差別教育とはまったく無縁な教育実践でした。

その後、教育委員会からも詳しく説明を受けましたが、その報告は次に。



��年4組の算数の少人数授業。15人と12人のグループが別々の教室で授業。もちろん先生はそれぞれにつきます。
そのうちの一人の先生を市が負担して配置。
さらに4人のグループ別に学び合っていました。
写真は、分数の計算で、わかった子がまだわかっていない子に教えているところ。



��年3組の算数の少人数授業。
��2人と15人のグループが別々の教室で授業。もちろん先生はそれぞれにつきます。
そのうちの一人の先生を市が負担して配置。
さらに、4人のグループで学び合っていました。
写真は、白いボードに書きながらお互いに教え合っている。



教え方は先生方が何度も話し合って決めているそうです。
先生方も一人ではなく、教え合いだとのこと。



学び合いの流れが黒板に貼られていました。

2008年1月29日火曜日

今、行政視察中です

��8日から行政視察です。

今、那覇市で大きな問題になっているいくつかの課題について、勉強に来ています。

昨日は、競艇の場外舟券売り場や競馬の場外馬券売り場の問題で、直接、場外券売り場を視察し、運営している会社や組合から説明を受けました。
この問題は、新都都心地区に場外舟券売り場の設置が報道され大きな問題になっています。
説明を聞いたなかで、場外舟券、場外馬券は、券の売り上げをのばすために、今後、いろんな所に進出したいとの構想があるようでした。
那覇市にも、これからもこのような問題がまた惹起する可能性が大きいだけに注視しておく必要があります。

そして、この場外券売り場が、周辺環境や教育の問題等を含めてどのような悪い影響を及ぼすのか調査等が求められているように思います。

沖縄の一部にあるカジノ構想と結びついている可能性もあるので警戒が必要です。

今日は、これから、教育問題で、愛知県の犬山市に行ってきます。

全国学力テストに唯一参加しなかった市として、また、以前から独自の少人数学級を実施し、子どもの教育問題で大きな成果を上げていることでも知られています。

今日の視察は、今後の教育問題を考えて行くうえで大いに勉強になると今から期待しています。

出張中は、これまでブログが休みになりましたが、今回は、PCを携帯してきました。
今、ホテルの部屋で、このブログを書いていますが、このことも今回初めての試みです。

どうぞ、感想などをメールやコメントなどでお寄せいただければありがたいです。