2009年12月31日木曜日
この一年のご支援に感謝
今年も大変お世話になりました。
今日は、やっと事務所の掃除にかかることができました。
この一年のたまったごみを出して整理したりと結構の重労働でした。
明日は朝から新年の街頭宣伝です。
来年もよろしくお願いします。
渡久地修
2009年12月30日水曜日
名護市長選挙必勝と普天間基地撤去のたたかいへの募金の訴え
名護市と沖縄の将来だけでなく、日本の国の政治の今後を左右する重要な選挙になっています。
日本共産党は辺野古への新基地建設は絶対に認めないという稲嶺ススムさんの勝利めざして全力をあげています。
現地に対策本部も設置して宣伝、組織戦でも奮闘しています。
日本共産党沖縄県委員会は、全県、全国への支援を訴えています。
現地に行って支援できる方はぜひきてください。
また、必勝の募金も訴えています。
必勝募金のあて先は、
あて先 「日本共産党沖縄県委員会」
◆郵便振替 02060・0・37894
このブログやHPを見て募金をなされた方は、こちらにメールを送ってください
名護市長選応援で名護で演説
羽地などで街頭から稲嶺ススム市長予定候補の必勝を訴えてきました。
また、赤嶺衆院議員とともに稲嶺ススム事務所を訪問、居合わせた予定候補者と握手し、勝利のためにがんばろうと誓い合いました。
2009年12月29日火曜日
2010年度の予算要望書の全文をHPに掲載
渡久地修のHPはこちらをクリックしてください。
2009年12月28日月曜日
神戸から沖縄県民支援のうれしいお知らせ
なんと、神戸市議会議員の森本真議員が、私(渡久地修)の12月8日にの県議会での一般質問の動画を自身のブログに貼り付けて、多くの人に視聴を呼びかけているとのことです。
早速そのブログを訪問すると、「沖縄県民の声を代弁~知事もタジタジ 日本共産党沖縄県議・渡久地修(とぐちおさむ)さんの質問」と紹介しています。
とてもありがたいことです。
このブログへの掲載のきっかけは、札幌の高橋さんの発信がきっかけになったようです。
ほんとにうれしいことです。
基地をなくせ、海兵隊は、沖縄から、日本から撤退せよ!
この声が大きく広がるきっかけになればと思います。
森本さんありがとうございます。
みなさんの、森本神戸市会議員のブログをぜひご覧ください。
森本さんのブログはこちらをクリック
渡久地修の一般質問の動画はこちらをクリック
宣伝中の激励に勇気もらう
定例の儀保十字路での早朝朝立ち宣伝。
掃除をして手を振って演説をしていると、一台のバイクがわざわざコースを変えて近づいてきて、「琉球新報見たよ」と大きな声をかけてきた。
ありがとうと勇気百倍、雨の中で演説にも力を入りました。
バイクの男性の「琉球新報」とは、12月23日付の「記者席」のことだと思います。
うれしいですね。
がんばります。
琉球新報記者席はこちらをクリック
2009年12月27日日曜日
「議会報告だより」が完成
今日はその発送準備に1日かかりました。
朝から、支部の党員数人で作業に追われました。
アッというまの1年でしたが、日本と沖縄の未来を切り開く大きな1歩につながるような年になりました。
民主党政権は揺れに揺れ動いていますが、沖縄県民のこれからのたたかいにかかっているのでしょう。
年末年始、正月返上でがんばります。
2009年12月26日土曜日
最後の忘年会
金城町の老人会のラジオ体操のメンバーの忘年会でした。
中には現役でがんばっている方もいますが、多くの方は現役を退いた方々です。
でも自治会活動や、いろんな分野でその能力を活かしてがんばている方々で、いろいろと勉強になります。
その方々のこれまでの人生の歩みの中には多くの苦難があったことでしょう。
そのひとつびとつが私たちにとっては学ぶべき教訓だと思っています。
悲惨な戦争を体験し、生きのびて戦後の沖縄の復興にがんばってこられお年よりのみなさんは沖縄の宝です。
もっともっと学ぶべきものがいっぱいあることでしょう。
一緒にカラオケも歌いながら多くのことを学んできました。
2009年12月25日金曜日
来年度予算への要望書を知事に提出
基地問題、暮らし、福祉、教育など14分野の276項目にわたる内容です。
その中身について県議団を代表して、知事に説明を行いました。
知事は、「中身をぜひ読ませていただき参考にして取り入れるべきは取り入れたい」との趣旨を述べ、中でも、災害対策や離島振興の項目などとても大事なので大いに参考にさせていただきたいと懇談しました。
また、申し入れの回答も早めに行うことを約束しました。
一般質問の動画がまとめてみられるようにしました
下記をクリックしてご覧ください。
動画はこちらをクリック
2009年12月24日木曜日
北の札幌からうれしいお便り
沖縄でのたたかい遠い遠い北の大地でも連帯感をもって支えてくれる人々いる・・・。
感動してしまいました。
全国の仲間と力を合わせて、「米軍基地はいらない」の声を列島の各地から上げていきましょう。
以下、お便りを紹介します。
札幌の働く主婦45歳です。
友人に教えられて、渡久地議員の「普天間基地撤去せよ」と知事に迫る県議会質問動画を拝見しました。
始まってすぐ、メモを思わず取り始め、うんうんそうだと声に出してうなづき、
向かいで聞いていた夫まで耳を澄まして一緒に笑う場面もありました。
質問終了時には、夫婦で拍手でした。
普天間基地の国外撤去は沖縄だけの問題ではなく、すでに雪がどっさり積もった札幌でも熱い話題となっています。
海兵隊の任務から日本に駐留する米軍の性格をアメリカの資料から明らかにし、まったく日本を守るものではないことをはっきりさせた議員の質問は圧巻でした。
そのうえで、一番の過重負担を受けている沖縄の、「そこの知事としてものごとをとらえよ」という追及は、県民の苦しいまでの切実な願い、そして怒りとして、
聞いていて胸にグッときました。
基地撤去を実現したフィリピンに学べという指摘も知事のふがいなさを突く質問であり、同時に基地撤去は夢物語ではないんだという事例として、非常に光る部分でした。
渡久地議員の本当によく調べられ練られた鋭い真実の質問は、知事が次つぎと口にした、
「ほとほと感心しました」
「迫力あるお話で頭を整理させていただきたい」
「論理がしっかりされているんでしょうかなあと」
「タジタジとなっています」
という表現に見られるように素晴らしいものであり、
必死に逃げる知事の姿を浮き彫りにするものでした。
基地はいらない、
毅然とそのことを言ってくれ。
知事に対して、私も思わず渡久地議員と一緒に迫っていました。
素晴らしい質問でした。
基地撤去のために、ともに頑張ろうという思いをあらためて思いました。
ありがとうございます。
(札幌市・主婦45歳、)
動画はこちらをクリック
2009年12月23日水曜日
琉球新報「記者席」が質問を紹介
記者の目からみた質問のやり取りを書いています。以下紹介します。
記者席
周到に海兵隊撤退論
〇…県議会11月定例会で、米海兵隊の即時撤退論を理詰めで展開した渡久地修県議(共産)=写真。普天間移設問題で仲井真弘多知事が使う「県外がベストだが…」の文言に対し、「『~だが』という接続助詞は、県内移設がやむを得ないを強調するものになている」と批判。知事が「論理的な指摘でちょっとたじたじの心境だ」と劣勢を認める場面もあり、「念のため国語の先生にも聞いてきたからね」と、綿密な事前研究にしてやったりの表情。
一般質問の動画はこちらをクリックしてください。
2009年12月22日火曜日
名護市長選挙の決起集会
統一が実現し、辺野古への新基地建設反対を明確に掲げた稲嶺ススムさん勝利をめざしての集会でした。
これまで保守的といわれていた方々とも共同の輪が広がっていることを実感しました。
それだけに自民党陣営、辺野古基地建設推進派の動きは激しいものがあるようです。
絶対に負けられない、名護市と沖縄の将来のかかった選挙であると同時に、日本の政治を大きく左右する重要な選挙になっています。
アメリカ言いなりの政治の打破をめざして必ず勝利しようと決意を固めあった集会でした。
2009年12月21日月曜日
うれしいコメントが届きました。
このように全国がんばっている仲間たちよって沖縄の運動が支えられていることを実感します。
新城さんとはネットを通じて知り合いました。
一緒にがんばりましょう。
以下がコメントです。
「命どぅ宝あいち」新城です。
久しぶりのメールが届きありがとうございました。友人に転送して読みまわししています。
県議会の議事録詳細に読みました。シタイヒャー渡久地と言いたいです。それにしても情けない知事ですね、高飛車になる米国の態度は知事にも責任がありますね。国語の勉強も大切だなと思いました。1月は名護の市長選の応援に行こうと思っています。
一般質問の動画はこちらをクリックしてください。
2009年12月20日日曜日
一般質問のDVDビデオが好評です
見た人たちからは、「するどい追及には知事も反論できないよ」とか「論理的な追及に感動しました。これからもがんばって」などの感想が寄せられています。
必要な方は連絡ください。
一般質問の動画はこちらをクリックしてください。
2009年12月19日土曜日
急に寒くなりましたね
寒くなり冬らしくなってきました。
セーターを大急ぎ箪笥の中から探し出しました。
それでも寒いです。
やっぱり暖かいほうがいいですね。
こういうときは特に健康に気をつけてください。
今日、議会で忙しくてなかなか見に行くことができなかった、要求の実現した個所を4か所見て回りました。
老朽化し橋の架け替え、手すりの設置、歩道の整備、グレーチングの設置など。
詳しくは後日報告します。
2009年12月18日金曜日
12月県議会終わる
普天間基地の問題をめぐって論戦が集中しました。
日本共産党県議団は、移設ではなく、無条件撤去こそ解決の道筋であることを堂々と主張してきました。
また、沖縄に配備されている海兵隊が、日本と沖縄を守るために配備されているのではなく、アメリカの世界戦略にそった海外への侵略の部隊であることを明らかにしてきました。
このことをこれからさらに大きな県民の世論にまで高めていくことが求められています。
議会は終わっても、さらに、予算要望書のまとめなど、仕事が山積していて、一息つく暇もなさそうです。
2009年12月17日木曜日
普天間基地撤去の質問の動画へのアクセス100回超える
昨日までにこの動画へのアクセスが100回を超えました。
一人でも多くの人に見てもらい、沖縄の海兵隊が日本や沖縄を守る部隊ではなく、海外への侵略の部隊であることをぜひ知ってもらいたいと思います。
知り合いにもぜひお勧めてください。
動画はこちらをクリックしてください
2009年12月15日火曜日
普天間基地撤去せよの県議会質問に反響
ブログの動画を見た方々からも多くの感想が寄せられていますのでその一部を紹介します。
●ずばずばと切り込んで、まさに県民の総意を代表したすばらしい質問であったと思います。今後もするどい追及に期待いたします。(那覇市・男性)
●豊富な資料をもとに鋭い質問、また、ユーモアを入れながらも論理的に組み立てられた質問は、知事をたじたじにさせ、県議会を笑いに誘いながらも、出席者全員が勉強になった、素晴らしいい質疑だと思います。
県政を超えて、国会でやってほしいと思いました。
今後の活躍に期待します。
頑張ってください。(那覇市・男性)
●見事な質問で、ムービーを見ながら、拍手したり、爆笑したりしてしまいました。
沖縄の海兵隊がイラク・アフガンに派遣されている部隊であること、沖縄の在日米軍が日本の防衛のために存在しているわけではないことなど、アメリカ当事者の発言を使って、たたみかけるような追及にスッとしました。
・アメリカが沖縄の基地をなくすかもしれないという脅威を抱いた95年と、今は何が違うのかといえば、基地の県内移設を容認する知事がいるということ。
・政府が揺れ動いているときに「県内移設やむなし」を言い続けるのは「推進」の立場になる。
仲井間知事が果たしているこのような悪い「役割」の解明は、なるほどと、関心させられました。
それにしても知事自らが「たじたじ」と言ってしまうのは情けないですね。 (東京・男性)
一人でも多くの人に紹介して、みてもらい、沖縄の状況を共有してほしいものです。
県議会での質問動画はこちらをクリック
2009年12月13日日曜日
一般質問のハイライト(動画)
容量との関係で、その①、その②に分かれていますが、ぜひご覧ください。
12月8日の一般質問 その① その②もぜひ続けてご覧ください
12月8日の一般質問 その②、その①からご覧ください
2009年12月12日土曜日
ホームページに一般質問の動画をアップしました。
海兵隊は日本、沖縄を守る部隊ではなく、海外への侵略の軍隊であるとの指摘に
知事は、「疑問を感じる点も確かにご指摘の通りないわけではありません。新内閣のもとで、私どもももう一回これを整理整頓して、申し入れるべきは申し入れ、問い合わせるべきは問い合わせ、沖縄県民が納得のできるような形で、政府と協議してまいりたい」と答弁
フィリピンなどの例も示して、基地なくせと政府にアメリカと堂々と交渉するよう迫るべきとの指摘に
知事は、「議員の今の迫力あるお話を受け、あの是非今日はお話として政府に迫るかどうか、一回頭を整理させていただきたい」と答弁。
知事の態度がアメリカの援軍になっているとの追及に
知事は、「議員の論理がなかなかしっかりされているので、そうかあなという感じもうけますが」と認めざるを得ない答弁をしました。
「県外がベストだが・・・」の発言のごまかしを指摘したことについて
知事は、「今の議員の非常に論理的なだいぶ指摘をうけてちょっとたじたじになっているのが心境です」と答弁しました。
基地容認の態度が世の中の流れ、県民の民意からも大きくかけ離れてきている実態が浮き彫りになっている答弁だと思います。
その模様を、動画のハイライトでまとめ、ホームページにアップしました。ぜひご覧ください。約19分です。
こちらをクリックしてください。
2009年12月11日金曜日
一般質問の議事録
渡久地修
知事、いま答弁にあった海兵隊の件数ですね、犯罪の、4軍のうちの海兵隊の構成58%、そのうち今年が80%の犯罪の件数、これについて知事はどういう見解をお持ちでしょうか。
仲井真知事
海兵隊の兵員の構成、全兵員の中の構成比をやっぱり超えていると思います。多いと思います。
渡久地修
非常に高い比率なんですよ。それで、今日は私、先ほど知事は抑止力とかいろいろ言いましたが、安保条約に賛成の人でも普天間基地や海兵隊の駐留というのが認められるのかという視点で、私、知事に再質問したいと思います。
まず先ほど答弁ありましたけど、日米安保で日本に基地を置くという点で、それは極東の安全、日本の安全ということになっていますね。それで知事にお尋ねしますけど、イラクとかアフガニスタンといのは極東の範疇なんでしょうか。私は中東だと思いますが、そのへん知事の認識をお尋ねします。そして、2点目に、沖縄の海兵隊が現にイラク、アフガニスタンに現在出撃している、これまでにベトナム戦争、湾岸戦争でも出撃した。現在、イラク、アフガンに出撃していることを県は確認していますよね。で知事もその件に関しては認識していると思いますけど、それについて見解お聞かせください。
知事公室長
日米安保条約は60年に改定されました。極東条項がたしかにあります。それに対しまして、96年のガイドラインから日米再編にいたるまでの経緯のその中で日米同盟そのものの配備についてかなりいろんな議論が巻き起こっていることは確かでありますし、今現在、アフガニスタンとかイラクに行っているのは沖縄から直接出撃ではなくて、兵の移動というようなことも米軍は言っております。以上です。
渡久地修
議長、休憩。こんな難しいこと聞いていないよ。アフガニスタンとイラクは極東かということを聞いている。中東ではないですかと。
知事公室長
アフガニスタン、イラクが極東かということですけれども、極東ではございません。中東です。
渡久地修
今の、知事と一心胴体の公室長の発言、非常に驚きですね。兵の移動だと言いましたけどね、平成17年3月30日、稲嶺知事が在日沖縄調整官に申し入れしていますね、それについて明らかにしてください。中身について。
知事公室長
稲嶺知事の4軍調整官に対する普天間基地に関する要請なんですけれども、これは、前の年に沖国大にヘリが落ちた…。
渡久地修
紹介してくれといたのであって、解釈きいたのではない。中身を紹介してください。
知事公室長
4軍調整官に対する要請の中身でありますけれども、「昨年8月からイラクに派遣されていた第31海兵遠征部隊所属のヘリが4月1日に、海兵隊員2,000名が4月2日に帰還することを県が確認したところであります。県は、昨年8月のCH-53Dヘリ墜落事故をふまえ、普天間飛行場の危険性を限りなくゼロに近づけるよう、機会ある度に日米両政府に強く求めてきたところであります。イラクに派遣されていた部隊が沖縄に帰還することは、普天間飛行場の危険性が元に戻ることになり、到底容認できるものではありません。県としては、基地の過重負担の中で、日米両政府が、CH-53Dヘリ墜落事故に大きな衝撃を受けた地域住民の心情に配慮し、イラクに派遣された部隊が沖縄に帰還しないように改めて強く求めます。」ということです。
渡久地修
稲嶺知事のときにですね、県はこのようにちゃんと確認しているんですよ。認めてるんですよ。それを仲井真県政になって、「移動している」、よくこんなことがみなさん言えますね。これは2005年4月2日、ホワイトビーチに帰ってきたときの写真です。その時の報道官は、「日本国民も英雄として歓迎してください」と発表して県民の反発を買ったんです。今でも、どんどん派遣されている。軍事研究という権威ある本でも、これ今年の12月号ですけれども、現在でもどの部隊がどれだけ派遣されているか詳しく書かれている。それをみなさんは「移動している」と。ほんとにそういう認識だから県民からひんしゅくを買うのです。それで、知事、そもそも海兵隊とはどんな軍隊か。私は今度の質問のためにちょっと調べてみました。
米国の法律がありますけれども、米国法では、陸軍の任務は、「合衆国の防衛」、空軍の任務は「領土の防衛」「敵の上陸部隊の撃破」などが含まれています。海軍の任務は「洋上作戦での戦闘行為」と書かれています。海兵隊は何かたら、海兵隊の「防衛」の任務はアメリカの海外基地のみとされていて、第一義的任務は、海外での上陸作戦、海上基地の奪取ということが書かれています。で、アメリカの国防報告でも、相手国の軍隊が支配する領域に海上から強行突入して、その軍隊と戦闘行為を行いながら後続の重装備部隊が入ってくるための拠点、いわゆる橋頭保を築くのを任務として位置付けられていて、日本を守る部隊ではないことはアメリカの法律でも明確になっているんです。
先ほどあったように、海兵隊、米本国以外で置いているのはこの沖縄ですね。(司令部は)うるま市にあります。
海兵隊はですね、グアム、インド洋、地中海の3カ所に事前集積艦というのを常に置いて、いつでも出撃出来るようにしているといわれています。沖縄の海兵隊も、いつでも戦闘、あるいは戦闘状態直前の状態に置かれていると言われています。これはSACO合意の時に政府の高官が協議の時に「沖縄駐留部隊の即応態勢が維持できない案はのめない。常にレベル4を維持する必要がある。レベル5が戦闘状態をしめしています」と発言したと報道されました。沖縄の海兵隊は常にレベル4を維持しているんですよ。だから事件、いつでも戦闘状態だから犯罪が一番多い、80%という状態があると。日本の安全どころか、県民にとってもっとも危険な状態にあるのが海兵隊です。ですから、1975年に県議会はこのような犯罪を犯す海兵隊の撤退という決議を全会一致であげて、その後も、海兵隊の兵力削減を何度も上げているんです。
海兵隊について、アメリカの政府高官は議会では何と言っているか。
ジョンソン国務次官補「われわれは通常兵力による日本の防衛に直接に関係する兵力は、陸軍にしろ、海軍にしろ、日本には持っていない」
マッギー在日米軍司令官「日本に駐留する米国軍隊は、第一義的に日本本土の直接的防衛のためにそこにいるのではない」
ワインバーガー米国防長官「沖縄に駐留する米海兵隊は、日本防衛の任務を割り当てられていない」「アメリカは、日本防衛だけに専念する、いかなる部隊も日本にいじしてはいない」とアメリカの議会の小委員会で発言しています。
そして、これは、今年の2月の安全保障懇話会の中で日本の冨沢元陸上自衛隊幕僚長は、「日米安保体制はこの57年間の世界情勢の変化で大きな変化をとげたのだが、『日本の防衛は日米安保条約により米国が担っている』と考える日本人が今なお存在する。『在日米軍基地は日本防衛のためにあるのではなく、米国中心の世界秩序の維持、存続のためにあり』」と講演でのべているんですよ。
知事、先ほど抑止力と言いましたけどね、これは自他ともに認める抑止力ではない、海外に殴り込みをかける部隊、こういった部隊はですね、いかなる知事が安保賛成の人でも、これはみとめられないんじゃあないですかと問いたいのですがどうですか。
仲井真知事
今、議員のお話、よくしかも勉強というか研究されていてほとほと感心をいたしましたけれども、そういう意味で軍の自身の構成力といいますか、軍の中身、機能、目的というものについて、今ここで先生ほどの私、能力はもっておりませんが、いずれにしましても、こういうものの内容は、政府間ですね、それぞれが専門の政府機関を持ってやっておりますから、まさに今の点なども含めて、疑問を感じる点もたしかにご指摘の通りないわけではありません。新内閣のもとで、私どもも、もう一回これを整理整頓して、申し入れるべきは申し入れ、問い合すべきは問い合わせて、沖縄県民が納得できるような形で、我々も新しい政府といろいろと協議をしてまいりたいとつくづく思ったところでございます。
渡久地修
知事、ちょと具合悪くなると国のものにもっていったりしますけれども、この一番の過重負担を押しつけられているのは沖縄なんですよ。その当事者、県知事だということをよく理解してこの問題とらえないといけないと思います。私は、今日の日本は異常だと思います。
密約問題、ショウーザ・フラッグ、ブーツ・オンザ・グランド、有名ですね。そして、10月のゲーツ国防長官が来て言ったら、外相が「県外移設は考えられない」と公約をひるがえしたり、それから今資料お配りしました。もう在日米軍基地の75~80%近くを日本が維持していると。
アメリカにとっては、こんないいいところはないわけですよね。基地の維持費は出してくれる気前のいい国、圧力をかければ言うことを聞く、米兵が犯罪をおかせば地位協定で守ってくれる。ほんとに従属状態。服従だと思うんですよね。
知事、フィリピンで91年に米軍基地が撤去されましたけれども、これ私たち学ぶことがとても大事だと思うんですけど。91年に、アキノ政権がマルコス政権の独裁政治に反対する国民のたたかいの中でアキノ政権が誕生します。政権は「外国基地の撤去」を掲げました。
ところが大統領になったらですね、米国の圧力でだんだん基地容認に傾いていくんですよ。国民から「公約違反」と厳しい批判が起こります。今の日本の政権とそっくりです。
アメリカはですね「これでわれわれの関係はおしまいだ」と怒鳴って、関係断絶を迫って脅すんです。その時のアメリカの交渉の団長が、知事ご承知のアーミテージ国防、当時の次官補だったそうです。
上院ですね、うんと激しい議論のなかで、「いかなる国においても外国軍隊が存在することは異常な状態である。」「米国とは友好、協力、貿易は臨むが、服従は望まない」ということで、基地の使用協定を破棄をして、米軍との粘り強い交渉でついに、スービック、クラークの米軍基地は撤去せているんです。私たちこれから学ばないといけない。ですから堂々と沖縄の県知事として、政府に対して、基地はもう沖縄のどこにも置くことはできないと、ぜひアメリカとその立場で交渉してくれと、ぜひ沖縄の代表として知事、政府に迫っていただきたいのですがどうでしょうか。
仲井真知事
議員の今の迫力あるお話を受け、あの是非今日はお話として政府に迫るかどうか、一回頭を整理させていただきたいと思います。
渡久地修
あのですね、私は今、アメリカがなぜこんなにも強固に圧力をかけてきているのかと考えてみました。そしたらですね、知事、「隣人の素顔」、NHKの隣人の素顔というのをご覧なったと思いますけれども、95年の少女暴行事件が起きてこれ37回にわたって放送されたもの本にしたものですけど、このプロローグにこういうことが書かれています。「1995年の少女暴行事件をきっかけとした基地問題のうねりは、在沖米軍にも大きな衝撃を与えた。同胞の犠牲の上に築いた沖縄の基地から追い出されるかもしれない……。戦後半世紀にわたって、広大な基地を維持してきた米軍が初めて抱いた恐怖心だ。沖縄の基地を失えば、アジア太平洋地域での戦略に決定的なダメージとなる。その恐れが米軍に『よき隣人』政策を打ち出させた。基地に反発する県民感情を和らげるのが狙いだった。」とこれ始まるんですけどね、アメリカは恐怖心を抱いたと書いてあるんですよ。で、その時の有名なラムズフェルド国防長官が「米軍は望まれないところには配備しない」とまで言わせたんです。ところが現在どうか。ゲーツ長官はですね非常に強圧的になってきている。で、当時と現在、違うのはなにか。あの時は、県知事も基地なくしてくださいとがんばっていた。沖縄県民全部立ちあがった。決定的に違うのはですね、政権が変わったけれども決定的に違うのは、仲井真県政がそこにいることなんです。県知事が県内移設やむをえないとずっと言い張っていることじゃあないかなあと私は思うんです。ですから、アメリカは政権が変わろうが、県知事がやっぱり県内移設やむをえないと言い続けているかぎり、アメリカは自分たちの援軍だと思って私はこのように強行に出ているんじゃあないかなあと私は理解しているんですけど、私の見解について知事はどう思いでしょうか。
仲井真知事
議員の論理がなかなかしっかりされているので、そうかあなという感じもうけますが、ただし、いまのなかで私は前から申し上げていいますように、そういう風にお考えになるのはむろん自由ですが、私としましては、いずれにしましても、ベストは県外だと言い続けていますので、その点だけは一つ、ご理解いただきたいと思います。
渡久地修
知事は今度の議会で、いつも私は県外ベストと何度も言っていますよと言います。しかしですね、昨日は日本語としてもちゃんと言ってるんだと言ってました。私、この「県外がベストだが、一日も早い危険性除去のためには、県内移設もやむをえない」というのを、私としては、これは県内移設やむをえないが中心だと受け止めているんですよ。アメリカでもそう受け止めていると思います。念のために国語の先生に聞いてきました。習ってきました。で、このベストだがの「が」はですね、接続助詞ということでですね、これは、この前に出てくる、「県外がベストだが」というのは、譲歩の手法で、いわゆる結論は「やむをえない」が結論、強調したいのはそれ、で、「県外がベストだがやむをえない」を言うと、「県外がベストだが」は、「やむをえない」を強調するものになっていますよということなんですよ。だから、それはですね私もそう思っています。県民もみんな思っていると思います。アメリカも日本政府も、マスコミもそう思っていると思います。知事が望むと望まざるとにかかわらず、知事のこの言い方は当然そうなると思います。ですから知事がそう言い続けると県外がベストと言い続けるのだったら、県内は認められない、困るとかそういったところ一切いわない。この際言ったらどうでしょうか。
仲井真知事
今の議員の非常に論理的なだいぶ指摘をうけてちょっとたじたじになっているのが心境ですが、ただ、ベストがあるがというのが、今の国語の先生の文法上の解釈と、私が言っている意味は全く違っていますから、私も県外というのがベストと思っております、というそこで「まる」をつけてもいいですけど。そういうことですから、私の実際の意思というのは、今の国語の先生の解釈とはだいぶ違いがあると思っております。
渡久地修
知事、それでは、「まる」だったら、もう「県内移設はやむをえない」という考えは、取り除くということで理解していいですか。
仲井真知事
県外がベストである、「まる」。一日も早い危険性除去のためには県内移設もやむなしということでは変わりありません。
渡久地修
いずれにしても、県内移設容認は変わらないわけですよね。県内移設容認論に立っているわけです。いまの状況のもとで「県内移設やむなし」、これを言い続けるということはですね、いまのこういう政権が大揺れに揺れているもとでは、これはやむなしから、早期にやってくださいという推進の論拠を与えることになってしまうと思います。ですから、今、構図としては、知事とアメリカが日本政府に早くやって、辺野古にやってくれという構図に今なってしまっていることを自覚すべきと思います。終わります。
「異彩を放った」質問とタイムスが評価
これからもさらにがんばります。
2009年12月10日木曜日
タイムスの記者のメモが一般質問を紹介
以下がその全文です。
記者のメモ
理詰めの質問で知事追及
〇…渡久地修県議(共産、那覇市区)は8日の一般質問で、普天間移設問題をめぐる仲井真知事の姿勢に独自の視点で切り込んだ。「県外がベストだが、県内やむなし」と繰り返す知事に、「念のため国語の先生に聞いたが、ベストだがの『が』は接続助詞で、結論となる後半部分を強調する表現方法。知事の思いはどうれあれ、県内がメーンだと受け取られる」と指摘。「政権が大揺れの状況で『やむなし』を言い続ければ、推進の論拠を与える」。理詰めの質問に、知事もたじたじ。
2009年12月9日水曜日
昨日、一般質問/基地問題で知事を追及
米海兵隊が、米国法に照らしても、実際にイラクやアフガンに出撃している実態に照らしても、また、米政府高官の議会証言などに照らしても、日本の平和と極東の安全を守る部隊ではないことを指摘して、安保容認の知事でもこの海兵隊の駐留は認められないのではないか。政府に撤去を求めるように追及。
知事は、これらの指摘も研究して政府に言うべきものは言って行きたいと答弁。
さらに、日本が異常なアメリカの従属状態になっていることや、駐留軍維持費の75~79%を日本政府が負担していることを、元中日米大使館特別顧問の資料などを示して指摘。フィリピンが91年にアメリカの圧力を跳ね返して基地を返還させた大きな運動を紹介し、今、県知事はこのことにも学び、政府に堂々とアメリカと交渉するよう求めるべきだと追及しました。
また、アメリカが日本政府に高圧的な態度で圧力をかけているのは、基地の「県内移設はやむを得ない」と言い続けている仲井真県政が存在していることが、アメリカの援軍になっていると指摘し、移設は認められないとの県民の立場に立つように追及しました。
知事は、これまでの県内移設容認論に固執する姿勢を示しながらも「論理的には通っている」とか「議員の指摘には、たじたじになる」と答弁に窮する場面も見られるなど、民意に反している実態が明らかになりました。
終了後には、他会派の議員などから「鋭い追及だった」「スカッとした」「いい勉強になった」などの声を寄せられ、職員からも痛快だったとの感想も寄せられました。
海兵隊が抑止力や日本を守る部隊でないことや、普天間基地は即時閉鎖させ、撤去させることの世論と運動をさらに強めていくために、引き続きガンバrます。
2009年12月8日火曜日
2009年12月7日月曜日
県議会、今日から一般質問/渡久地修は明日の4番手
渡久地修の質問は明日の4番目です。午後2時前になる予想です。
沖縄の普天間基地の問題などを取り上げます。
一般質問の通告内容を再度掲載します。
��、日米安保条約と沖縄の米軍基地について
①日米安保条約の目的について
②沖縄への米海兵隊の配備状況と目的を明らかにせよ
③復帰後の米軍の事件、事故、犯罪の件数とその内の海兵隊の件数について明らかにされたい。
④9月議会において、世界的な平和への変化、米軍基地撤去の動きが広がっていることなどを指摘し質問したことに対して、知事も「そのことは良く理解できる」と答弁したが、逆に、日本、沖縄においては、日米両政府とも沖縄に新たな基地の押しつけ、基地の機能強化が進められている。
その理由はどこにあると知事は認識しているか。
⑤「移設条件という」という呪縛、金縛りから抜け出し、知事は、普天間基地の即時閉鎖を堂々と主張すべきではないか。
��、米軍人、軍属等の基地外居住について
①実態と弊害について
②住民登録法及び日本の法律との関係で許されるのか。実質的な基地外基地ではないか。県は、基地外居住は認められないとの立場に立つべきではないか。
③軍人、軍属以外の外国人が登録をしないで居住している可能性はないか。
④基地外居住の実態把握のためにどのような対策をとっているか。例えば、賃貸人に市町村への届け出を義務づけるなど、何らかの対策が必要ではないか。
��、第一次産業の振興について
①復帰時から今日までの、農家と農業従事者の推移と減数、主な農産物の生産高の推移と減数、県内食糧自給率の推移について伺う、
②農産物輸入自由化が衰退の主な原因ではないか。FTA,EPA協定は、農業に壊滅的打撃を与えるものであり、反対すべきである。
③県内の失業率と完全失業者の数はいくらか。
④県経済の発展の土台は第一次産業の発展にあると思うが見解を問う。
⑤県内食糧自給率を当面50%に回復させると、どれだけの農業人口が増えることになるか。また、50%回復への具体的な目標と対策を立てるべきではないか。
⑥若者への農業の素晴らしさをもっとアピールし、担い手、後継者づくりの特別な対策をたて、「観光立県」とともに「亜熱帯農業立県」を目指すべきではないか
⑦沖縄21世紀ビジョンでもこのことに重点を置くべきではないか
��、沖縄の自殺の激増と命を守ることについて
①今年の県内での自殺の実態、増加率、原因、対策等について問う。
②失業、雇用、借金、病気など、あらゆる面での対策強化が求められている。県として、非常事態宣言を出して、命を守るための全庁的な対策本部も設置し、全自治体ぐるみ、全県民的な運動に取り組むことが必要である。
��、「沖縄県交通方法変更記念特別事業貸付基金」、いわゆる730基金の「交通方法変更に
伴う貸付」については、すでに役割は終わったのではないか。
この基金の要綱では、交通災害医療機器の整備、へき地交通災害医療情報施設の整備
などにも使えるようになっている。喫緊の課題である県立病院の医師確保、医療施設
整備、あるいはドクターヘリ等の充実に変更してはどうか。
��、大平特別支援学校の校区見直しなどについて
保護者から、何の説明もないまま一方的な校区見直しが行われているとの1通の手紙
が寄せられた。教育の現場において、父母や関係者の説明、協力や理解なし一方的に
進めてはならない。特に校区変更などは子どもたちや父母への大きな負担となるもの
である。分離校建設を含め、教育長の見解と今後の対応について問う。
2009年12月5日土曜日
確信広げた基地シンポ
パネリストの伊波洋一宜野湾市長は、普天間基地の危険な状況をパワーポイントを使って説明。普天間基地が世界一危険な基地である実態を告発。また、アメリカは、普天間基地をすべてグアムに移す計画を作成しているのに、日本政府はそのことを国会や国民に説明もせず、辺野古に新基地を建設しようとしていると、国民・県民騙しの手法を厳しく批判しました。
仲山忠克弁護士は、基地移設論について解明。
移設論は、沖縄県民の基地被害の実態を全国民に告発してきたという積極的な側面もあったが、基地の存在を認めるもので、場所を移すということであり解決にはならないこと、また、被害の実態を共有して国民全体で基地をなくしていこうという連帯を分断することにもつながるものであると指摘。そして、移設先が見つからないから辺野古しかないとか、現状の固定かだとしての基地の押し付けに根拠を与えるものになってしまう。現に、今そういった事態になりつつあると告発し、普天間基地の無条件の撤去を求めていくことが、解決への道だと力説しました。
志位和夫日本共産党委員長は、普天間基地問題はどうすれば解決することができるかと発言。
鳩山首相が、普天間をなくせればいいが、安保もあり、抑止力としても必要と発言していることを紹介し、抑止力という呪縛にとらわれている限り解決への糸口は見いだせないと喝破。
そして、海兵隊は、日本を守る軍隊ではなく、ベトナム戦争、湾岸戦争、イラク戦争などの殴りこみの侵略の舞台であり、安保条約上も日本にいらな部隊であること、抑止力ではなく侵略力であることを明確にすることが大事だと強調。そういう部隊の普天間基地は移設ではなく、即時閉鎖し撤去を求める事の重要性を指摘しました。
そして、91年のフィリピンが国民の政権交代で基地の撤去を求め、政権について大統領にアメリカが圧力をかけていく様子、そして政権が動揺していく様子などをはなし、今の民主党政権と全く同じような状態だったことを話し、しかし、国民の願いと運動が政権、国会を動かして、ついに基地撤去を勝ち取った様子を報告しました。
発言では、嘉手納の基地渉外課から、嘉手納基地の異常な爆音の実態が報告され、北谷町長の嘉手納統合案は絶対に許されないとの決意が述べられ、辺野古で座り込みの代表のながい運動について報告がされました。
会場からの質問に、パネラーが明快にこたえ、普天間基地は無条件の即時閉鎖・撤去こそ一番の解決の道筋であることが全体の大きな確信になりました。
2009年12月4日金曜日
明日、革新懇の基地シンポ/志位委員長も参加
パネリストは、日本共産党志位和夫委員長と宜野湾市の伊波洋一市長、弁護士の仲山忠克氏が務めます。
普天間基地の問題で国政も県政も大揺れのもとで、基地をなくしていく方向が話し合われると期待されています。
県議会は、今日で代表質問が終わりましたが、知事は、「県内移設やむなし」は最初の答弁では言わなくなりましたが、今までの態度と変わらないとも述べています。
相変わらず、県内移設容認論です。
日本共産党は、危険な普天間基地は即時閉鎖、撤去を要求しています。
来週からは一般質問が始まります。
私は、8日(火)の4番目です。
普天間基地の問題を中心に質問します。
明日のシンポで学んで質問にも活かしていこうと思います。
多くの方のご参加を呼びかけます。
12月5日(土) 午後2時から 宜野湾市のコンベンションセンター会議棟
2009年12月3日木曜日
空飛ぶアヒル
今まで、アヒルは空を飛べないもの、飛んだとしてもほんの数メートルばかりと思っていた。
ところが、今日これが思い違いであることを知らされた。
朝立ち宣伝を終えて帰ってみると、家のそばに白いアヒルがたたずんでいた。
なんでこんなところにアヒルがいるのか?
隣の宮城さんが飼っていたのだろうか。あるいは、その隣の宮城さんだろうか。こんな話は今まで聞いたことがない。それではどこから歩いてきたのだろうか。こんなところをのんびり歩いてきて犬におそわれなかったのか。頭の中を疑問符が飛び交う。
とにかく、写真に撮って置こうとカメラを取ってきてアヒルに近づいていくと、お隣の宮城さんが草をむしっている。
このアヒルはお宅が飼っていたのですかと問いかけると、空から飛んで降りてきたという。
まさか、アヒルは飛べないのではないですかと問いかけなおすと、いや飛ぶよ、あの上から飛んで来たと上空を指さした。
最初は、白鷺とばかり思ったといいながら、縁起のいいことではないのと付け加えた。
カメラに収めて、人になついているようですね等と、話しながら近づいていくと、突然、ばたばたと羽音を立てて、飛び立っていった。
なんと2階建ての家も帯び超えるような勢いで、数件の家を飛び越えて見えなくなった。
アヒルの飛び立つ姿を初めて目撃したが、白い大きな鳥が羽を広げる姿は美しかった。
2009年12月1日火曜日
一般質問の日程決まる/12月8日の4番目
私の質問は、12月8日(火)の4番目です。午後2時前になると思います。
今日は、質問の通告を提出しました。
今度の議会は、普天間基地をめぐって大きな論戦が展開されるでしょう。
私も、日米安保条約の問題と普天間基地の即時閉鎖を中心に質問を行う予定です。
以下が質問通告の内容です。
��1月議会一般質問・・・・渡久地修
��、日米安保条約と沖縄の米軍基地について
①日米安保条約の目的について
②沖縄への米海兵隊の配備状況と目的を明らかにせよ
③復帰後の米軍の事件、事故、犯罪の件数とその内の海兵隊の件数について明らかにされたい。
④9月議会において、世界的な平和への変化、米軍基地撤去の動きが広がっていることなどを指摘し質問したことに対して、知事も「そのことは良く理解できる」と答弁したが、逆に、日本、沖縄においては、日米両政府とも沖縄に新たな基地の押しつけ、基地の機能強化が進められている。
その理由はどこにあると知事は認識しているか。
⑤「移設条件という」という呪縛、金縛りから抜け出し、知事は、普天間基地の即時閉鎖を堂々と主張すべきではないか。
��、米軍人、軍属等の基地外居住について
①実態と弊害について
②住民登録法及び日本の法律との関係で許されるのか。実質的な基地外基地ではないか。県は、基地外居住は認められないとの立場に立つべきではないか。
③軍人、軍属以外の外国人が登録をしないで居住している可能性はないか。
④基地外居住の実態把握のためにどのような対策をとっているか。例えば、賃貸人に市町村への届け出を義務づけるなど、何らかの対策が必要ではないか。
��、第一次産業の振興について
①復帰時から今日までの、農家と農業従事者の推移と減数、主な農産物の生産高の推移と減数、県内食糧自給率の推移について伺う、
②農産物輸入自由化が衰退の主な原因ではないか。FTA,EPA協定は、農業に壊滅的打撃を与えるものであり、反対すべきである。
③県内の失業率と完全失業者の数はいくらか。
④県経済の発展の土台は第一次産業の発展にあると思うが見解を問う。
⑤県内食糧自給率を当面50%に回復させると、どれだけの農業人口が増えることになるか。また、50%回復への具体的な目標と対策を立てるべきではないか。
⑥若者への農業の素晴らしさをもっとアピールし、担い手、後継者づくりの特別な対策をたて、「観光立県」とともに「亜熱帯農業立県」を目指すべきではないか
⑦沖縄21世紀ビジョンでもこのことに重点を置くべきではないか
��、沖縄の自殺の激増と命を守ることについて
①今年の県内での自殺の実態、増加率、原因、対策等について問う。
②失業、雇用、借金、病気など、あらゆる面での対策強化が求められている。県として、非常事態宣言を出して、命を守るための全庁的な対策本部も設置し、全自治体ぐるみ、全県民的な運動に取り組むことが必要である。
��、「沖縄県交通方法変更記念特別事業貸付基金」、いわゆる730基金の「交通方法変更に伴う貸付」については、すでに役割は終わったのではないか。
この基金の要綱では、交通災害医療機器の整備、へき地交通災害医療情報施設の整備などにも使えるようになっている。喫緊の課題である県立病院の医師確保、医療施設整備、あるいはドクターヘリ等の充実に変更してはどうか。
��、大平特別支援学校の校区見直しなどについて
保護者から、何の説明もないまま一方的な校区見直しが行われているとの1通の手紙が寄せられた。教育の現場において、父母や関係者の説明、協力や理解なし一方的に進めてはならない。特に校区変更などは子どもたちや父母への大きな負担となるものである。分離校建設を含め、教育長の見解と今後の対応について問う。
��、わが党の代表質問との関連
2009年11月30日月曜日
県議会/明日、一般質問通告締め切り
日本共産党県議団の代表質問は、玉城ノブコさんが行います。
明日は、一般質問の締切りです。
今日も、その準備に追われました。
基地対策課などからの資料の説明などに追われました。
明日の12時まで、ぎりぎりの準備が続きます。
2009年11月29日日曜日
明日、首相と県知事が会談
辺野古への新基地建設問題で大きな動きがあるのではないかと各方面から注目されている。
マスコミ報道などでは、首相や政府はすでに辺野古への新基地建設で固まっているとの報道もある。
もしそれが事実なら絶対に許せない。
もし、民主党政権が、辺野古への移設を決めたら、その瞬間から、県民や国民を支持は急速にしぼんでいくだろう。
国民や県民が鳩山内閣に期待していたのは、文字どおりの「対等の日米関係」であろう。
今の日本政府の動きは、これまでの自民党と変わらない、対米追随外交そのものである。
民主党・鳩山内閣はしっかりせよ。
アメリカ政府に堂々と「普天間木は即時閉鎖」せよと堂々と交渉すべきである。
2009年11月28日土曜日
松川3丁目の橋の架け替え工事始まる
交渉の結果、県から鋼材などの材料提供、市は私道整備補助金などの手法で、地元負担が生じないようなやり方などを求めていました。
市の私道整備補助金を活用し、また、鋼材を県が提供して行うことが決まりましたが、一昨日から橋の架け替え工事が始まったとの連絡があり、今日、現場を確認してきました。
12月10日までが工期だそうです。
頑丈な鋼材がすでに設置されていました。
これで安心してわたることができます。
2009年11月27日金曜日
沖縄県地域子育て支援センター連絡協議会のみなさんの県申し入れに同行
要請には、支援センターの園長さんやこども連れの父母のみなさんら30名余が参加。
県からは福祉保健部長らが対応。
県が、子育て支援支援センターへの補助金を20%カットしたために運営が困難になっているとして、補助金の復活などを要請。
これは県議会への陳情も全会一致で採択されているものでもあります。
・平成20年度、21年度「地域子育て支援拠点事業」補助金の国基準額における県負担額を満額補償すること
・出生率全国一の沖縄県だからこそ、子育て支援事業をこれまで以上に拡充・整備すること
・乳幼児医療費の無料化の予算を削減しないこと
などを求めたものです。
席上、園長さんらは、補助金が削減されて運営が困難なっている実態をせつせつを訴えました。
支援センターを利用しているという若いお母さんは、「本土から嫁いできて出産し、身寄りも友達もいない中で一人で子育てし悩み苦しんできたことなどを涙ながらに訴え、そういう中で支援センターに出会い、救われてきたことなどを話し、同じ悩みを持っている母親がいっぱいいる。ぜひ充実させてほしい」と訴えました。
私たちももらい泣きしてしまうほどの切実な訴えで、ぜひ、予算の復活を実現しなければ思いました。
2009年11月26日木曜日
11月議会始まる/H20年度決算への反対討論
今日は、最初に平成20年度の決算特別委員会の委員長報告、討論、採択が行われました。
日本共産党は、一般会計予算や泡瀬干潟の埋め立てなどの特別会計に反対しました。
私は、一般会計決算への反対討論を行いました。
以下がその討論の全文です。
私は日本共産党県議団を代表して、平成21年第5回議会認定第1号「平成20年度一般会計決算の認定」に反対の立場から討論を行います。
一般会計は特別会計とも連動している部分もありますの、関連部分にも触れて討論を行います。
今議題となっている平成20年度決算は、去年の4月1日から今年の3月31日までの沖縄県の一般会計の歳入歳出予算の執行状況について作成されたもので、この一年間の予算6,058億4,751万8,412円がどのように入ってきて、どのように使われたのかということをまとめたものです。
この決算の審査は、予算の適正な執行がなされたか、その目的に沿った成果があがったのかなど、適否について審査することによって、次年度以降の予算の執行の重要な指針となるものです。
ですから、決算について、地方自治法第233条は、会計年度終了後において作成され、監査委員の審査に付した後、議会の認定を経ることによって確定するものとされています。
議会の決算審査について、地方財政辞典では、「議会は長から提出のあった決算書等について、住民の代表として、予算の執行が適切におこなわれたがどうか、収入が適正に確保されたか等について大局的見地からの審査をする必要がある。」として、「議会は、決算審査の結果、予算を正当に執行した決算として認定することが出来ないという結論にたっした場合は、当該決算の認定をしないことができる」としています。
「大局的見地からの審査」とはなにか、収支の適否のみでなく、現在であれば、「無駄な公共事業になっていないか」「環境を破壊する事業になっていないか」「基地の整理縮小につながるのかどうか」、そして、「県民のくらし、福祉、医療、教育を応援する予算執行になっているか」等の、こういう視点での審査が議会には求められていると思います。
そういう視点で平成20年度決算をみてみるとどうなるのでしょうか。
今、県民の生活は深刻な事態です。
失業率7・5%で全国の約倍で全国1の水準です。完全失業者は5万人にもぼっています。県民所得は全国平均の7割、年収200万以下のワーキングプアといわれる人々が就業者の50%になり、貧困率も全国の15.7%をはるかに超える27%と推計されます。
国保税を払えない世帯も増えています。
今年の沖縄県内の自殺者は、9月末で既に325人で、増加率は全国が3.1%なのに対して、沖縄が33.2と、全国平均の10倍と激増しています。
全国の米軍専用施設の75%を押しつけられ、豊かな農地や産業基盤が奪われ、沖縄の経済発展の大きな阻害要因になっています。
復帰時から今日まで農業従事者は9万人も激減し、県内食糧自給率は30%、サトウキビを除くと6%という深刻な事態になっています。
今、県が重点を置いて推進しなければならないのは、無駄な公共事業をやめ、環境破壊の公共事業をやめて、県民のくらし、福祉、医療、教育を応援し、中小業者、農漁民などの営業を手厚く支援することであります。
しかし、決算審査から見えてきたのは、県民のくらし応援の県政ではなく、いまだに、無駄な公共事業にしがみついているというこれまでの政治から脱却できていないということでした。
去年から、今年にかけて、司法での判決をはじめ、無駄な公共工事についての厳しい指摘などが相次ぎました。
まず、「無駄な公共事業、環境破壊の公共事業」と指摘され続けてきた泡瀬干潟の埋め立て工事は、住民から裁判に訴えられ、去年の10月15日に、那覇地方裁判所は、沖縄県に対して「経済的合理性がない」として、「公金の支出の差し止め」を命じました。
県は、この事件についての控訴について議会での議決を得るのは困難と判断したのか、詭弁を弄して議会に諮ることなく控訴を強行しました。
しかし、今年、11月19日の高裁判決は、一審判決同様に「経済的合理性に欠ける」と厳しく指摘し、「公金の支出の差し止め」が再び言いわたされました。
司法の場でも県の予算執行に厳しい判決が下されました。
県は上告を断念し判決が確定しました。
決算審査で、裁判所が「公金の支出差し止め」を言い渡した額について、いわゆるこれからの県の事業負担額ですが、その額は143億円ということが明らかになりました。
また、これまですでに県民の税金の35億円が投入されてきたことも明らかになりました。
さらに、せめて一審判決から高裁判決までの間、あるいは判決が確定するまで、工事を中断すべきではないかという県民の声までも無視して工事を強行してきました。
その結果、去年の10月15日の一審判決後からのこの1年余の間に、県民の税金6億3千万が投入されるなど、無駄に無駄を重ねるという事態まで起こったことが明らかになりました。
貴重な泡瀬の干潟の一部がすでに無残にも埋め立てられています。一審判決を真摯に受け止めていれば、少なくとも6億3千万円もの無駄な予算の執行は止められたはずであり、貴重なサンゴの干潟を埋めることも防げたはずであります。
県は厳しく反省すべきでありますが、残念ながら決算審査の過程で、県に反省の態度は見られませんでした。それどころか、不可解なことに、上告は断念したが、事業は継続するという開き直りの態度に終始しています。
司法の判断や、県民の願いに背くものであることを厳しく指摘しなければなりません。
わが党をはじめ多くの県民からも「環境破壊の公共事業ではないか」と指摘されてきた、やんばるの林道建設事業でも、今年に入って大きな事件が起こりました。
県は、この事業はどうして必要な事業として推進してきました。
国の環境省からも、同じ県の文化環境部からも、環境に重大な影響を及ぼすものであり、事業の廃止を含む再検討を求められていたことが発覚しました。それでも農林水産部はこの事業を強行し続けてきました。
そして、先の議会では、その費用対効果を計算する便益計算書のデーターがない、あるいは、維持費などを計算に入れていなかったなどのデーターのねつ造が発覚し、ついに事業の中断を表明する事態になりました。
地方財政法第3条は「地方公共団体は、法令の定めるところに従い、且つ、合理的な基準によりその経費を算定し、これを予算に計上しなければならない」と定めています。
この法の趣旨に反し、予算の執行の根拠が全く成り立たないにも関わらず執行していたものであり、これは極めて重要な問題であります。
なぜ、このような事態が起こったのか、なぜ、県の文化環境部や環境省からも事業の廃止を含めた検討が必要という意見が出ていたのにそれをあえて強行してきたのか、多くの県民からも環境破壊との指摘があったのに続行してきたのか、ここに、国の補助金を得たいがための、漫然と事業を推進してきた体質はなかったのか等を含めて厳しい反省と総括が求められています。
審査の中で、県は、この事業の大本になっている北部森林計画の見直しについても、国と調整して見直しの検討を約束しましたが、やんばるの森にはすでに多くの林道が存在しています。
これ以上の環境破壊の林道建設はただちに中止すべきです。
特別自由貿易地域の過剰な需要予測によって、工業団地の建設を推進、売れない土地の造成を進め、過剰な工業用水確保のために財政を投入し、過剰な港湾の整備、航路浚渫とその土砂の捨て場としての泡瀬干潟の埋め立て事業など、無駄な公共事業の連鎖は、県の財政に大きな負担を強いるものになっています。
決算審査でこの過剰な需要予測の指摘に対しても、反省し今後に生かしていくという姿勢はみられませんでした。
さらに、那覇港湾の整備についても、過大な需要予測でハブ港湾めざして、莫大な税金を投入して整備を進めてきましたが、トランシップ貨物は一つもない、ハブ港湾としてすでに破綻しているにも関わらず、整備計画を見直そうとしていないことも明らかになりました。
県立病院は県民の命と健康を守り、離島県の医療を守る砦として、県立病院として存続してほしいとの県民や県議会の願いに反し、独立行政法人化への動きが急ピッチで進められていることも見逃せません。
県立浦添看護学校の民間移譲の動きも看過できません。
以上、いくつかの特徴的な事例を述べてきましたが、これらの事例は、単に、個別の問題として見過ごすわけにはいかないもので、この決算には、現在の仲井真県政の、県民のくらしよりも、大企業本位の「無駄な公共事業」を優先する姿勢が端的に表れています。
仲井真県政は、今こそ「無駄な公共事業、環境破壊の公共事業中心」から脱却し、県民のくらし、福祉、医療、教育を応援し、農水産業をはじめとした地場産業育成、地元中小企業育成、生活・福祉密着型公共工事にもっと予算を回すように強く訴えて平成20年度一般会計決算の認定に反対するものです。
議員各位のご賛同をお願いします。
2009年11月25日水曜日
議案説明会
その中で思わぬ事態が発覚しました。
昨日、文教厚生委員会の野党への健康福祉部の県立病院の独立行政法人化についての説明のなかで、、議員の発言中に、担当者が机をたたいて恫喝したとのことで、議案説明会が紛糾しました。
副知事は熱心のあまりちょっと行き過ぎた面があったなどと発言し、さらに紛糾。
同席していた議員から、議員の発言中に机をたたいて恫喝するとは、議会に対する侮辱であるとの指摘等があいつでなされました。
明日の開会前までに県としての対応を議会に報告することなりましたが、辺野古への新基地建設の問題など重要の問題が山積している中での新たな事件の発生にほとほとあきれるばかりです。
いずれにしても、今の県政の本質、体質があらわれたひと幕ではというのが、野党の議員の一致した見方のようです。
2009年11月24日火曜日
明後日から11月議会です
明日は議案説明会です。
明後日の最初の議題が、平成20年度の決算についてです。
決算特別委員会の委員として決算の審査に参加してきました。
この決算について委員会では私たちは認定に反対しました。
明後日はこの討論が行われるため、今日も議会にいってその準備をしました。
明日も一日忙しい日になりそうです。
2009年11月23日月曜日
がんばれの声援に感謝
交通量は普段よりも極端に少なくなっていますが、手を振ってくれる人がいつもより多く感じられました。
いつもは気がつかない方々が、今日は交通量が少なくて目にとまったかもしれませんが、本当にありがとうございます。
また、自転車で県議会に行きましたが、のぼりをみて、「渡久地修がんばれ」と中学生や小学生が大きな声で声援を送ってくれたり、がんばってくださいと声をかけてくれる人がかなりいて励まされました。
普天間基地の問題で政府が揺れに揺れているだけに、建設的野党の日本共産党ががんばらないといけないですね。
これからもよろしく!
2009年11月22日日曜日
自然の贈り物/シークヮーサーの収穫
以前に、お隣からもっら苗木を植えてみたが害虫被害で枯れてしまった。
今から10年ほど前後、沖縄中でシークヮーサーの木を食い荒らし枯らしてしまう害虫が猛威をふるっていた。
この害虫は、カミキリムシを媒介とするセンチュウで、このシークヮーサーに寄生し、木を食い荒らすのである。
このことについて、8年前の2001年の12月那覇市議会で、私はこの問題を取り上げて対策の必要性を訴えた。
当時の議事録を確認してみると、当時、中南部ではシークヮーサーは全滅に近い状態と当局は答弁しているから、被害のすごさがわかる。
現在でもこの被害は亡くなっていないようだが、こういう事情があったので、この一本の木が多くの実をつけたことがとてもうれしくなる。
そういえば最近はカミキリムシも見なくなっている。
脚立にのぼって実をもぎった。50個ぐらいはあっただろうか。半分は今後の楽しみのために残しておいた。
家人が、早速しぼってジュースをつくってくれた。
思ったより酸っぱくもなく、甘くてジューシー、ビタミンCが体中に行き渡るようだった。
自然の贈り物に感謝。
2009年11月21日土曜日
「首里9条の会」講演会
沖縄戦での日本軍による強制集団死についての学習講演会でした。
多くの会員などが参加して、「集団自決」という呼び方と「軍による強制集団死」の呼び方や意味の違い、政府などの狙いなどについて学習しました。
2009年11月20日金曜日
第6回沖縄県議会(11月議会)の日程決まる
11月26日から12月18日までの23日間の会期です。
代表質問は、12月3日、4日の2日間。
一般質問は、12月7日~10日までの4日間です。
普天間基地の閉鎖・撤去、新基地建設などをめぐって論戦が展開されることになるでしょう。
2009年11月19日木曜日
出張に行ってました
ブログの更新をホテルの有料パソコンで行おうと試みましたがうまくいきませんでした。
昨日、仙台で沖縄の名護市長選挙で統一が実現したとの報告を受けました。
よかったですね。
出張には、自民党、民主党をはじめ全会派が参加していました。
「今、沖縄は党派を超えて、普天間基地の即時閉鎖とともに、もうこれ以上の米軍基地は沖縄のどこにもつくらせないと心を一つにする時だと」いろんな機会に力説してきました。
多くの議員も、沖縄の声を届けるためにも絶好の機会だと話していました。
しかし、宮城県の河北新聞でも沖縄の普天間基地のことが連日報道されていましたが、見る限り、政府は沖縄に基地を押し付けることしか念頭にないことがありありで、出張先でも怒りと落胆の連続でした。
いずれにしても、沖縄県民の島ぐるみのたたかいこそが日米両政府を動かす確かな力です。
来週から11月議会が始まりますが、正念場の議会になることは間違いなさそうです。
2009年11月17日火曜日
県議会報告会/農協の貸しはがし問題の質問について
この相談会を受けて、日本共産党県議団は、玉城ノブ子県議が一般質問でとりあげ、私が、経済労働委員会と決算特別委員会で取り上げ、県は、農協にたいしての指導監督責任を果たすように実態の調査を求めました。
県は、農協や農家のみなさんから聞き取り調査を行い、農家のみなさんからも相談にも応じるとの回答をえました。
そして県は農家の皆さんからの実態調査に動き始めようとしています。
昨日、これまでの党県議団の議会での質問や県の回答を踏まえての報告会を開催しました。
多くの皆さんが参加しましたが、競売をかけられて途方に暮れている方々などの話はほんとに辛いものでした。
合併による様々な債権の処理などをすべて農家に押し付けるようなやり方であってはなりません。
県と農協は、沖縄の農家の守り育成していく立場でこれらの問題の解決に望んでほしいものです。
2009年11月16日月曜日
9月議会だより(51号)を発行
先週の発行でしたが、ネットでのアップは今日になってしまいました。
PDFでアップしてしますが、ブログでのPDFへのリンクの仕方がわかりませんので、渡久地修のHP画面からご覧ください。
なお、このブログへのPDFのリンクの仕方がわかるか方がいましたら教えてください。
HP画面へ
旧日本軍第32軍司令部壕の第2坑道調査(動画)
入り口は城西小学校側から入り、首里城の駐車場の地下あたりまで進みました。
第2坑道調査。約10分。
第5坑道の調査の動画は下の画面です。約10分。
2009年11月15日日曜日
11・8、辺野古への新基地建設と県内移設に反対する県民大会(動画)
多くの人に見てもらい、日米両政府に沖縄県民の願いを届けるためにがんばっていただきたいと思います。
撮影、作成は日本共産党九州・沖縄ブロック事務所です。
2009年11月14日土曜日
都道府県議会議員研究交流大会に出席
東大名誉教授の大森先生の基調講演が行われましたが、平成の大合併によって町村がどんどんなくなり日本の地方政治が壊されている実態が浮き彫りになりました。
また、道州制なるものが日本という国の在り方そのもそを壊すものでありやるべきではないときっぱりと述べていたのが印象的でした。
今大事になのは、広域自治体としての都道府県がもっとがんばって地方政治を発展させること、そのために県議がもっとがんばってほしいとも述べていました。
分科会では議会の政策立案機能の強化について学んできました。
今後の議会活動に大いに参考になりました。
ちょうどオバマ米大統領の来日と重なったため、政府、国会の周辺は、日の丸と星条旗が林立していましたが、警備の関係で「戒厳令」状態かと思いきや、それほどの渋滞もなくタクシーもスムーズに走っていました。
ただ残念なのは、鳩山首相が沖縄県民の辺野古新基地建設断念、普天間基地の撤去を堂々と求めなかったことです。
新聞報道でも、普天間は先送りとの見出しが躍っています。
沖縄のどこにも新たな基地をつくるところはありません。
このことを沖縄県民はこれからも粘り強く訴えていかなければならないと、帰りの飛行機の中で新聞を読みながらその思いを強くしました。
2009年11月12日木曜日
米兵ひき逃げ事件で、県警本部と外務省沖縄事務所に申し入れ
県警も外務省も、捜査中であり身柄引き渡しを求める段階ではないと消極的な姿勢に終始していました。
外務省沖縄事務所で、私は、明日オバマ大統領が来日するが、沖縄では基地あるがゆえにこのような重大な事件が発生し、県民の尊い命が奪われていることについてきちんと日本政府として伝え、遺憾の意を表明すべきであるが外務省はどう考えているかとただしました。
沖縄事務所の副所長は、この趣旨は本省にきちんと伝えると述べました。
沖縄の県民大会やこの事件のことなど、日本政府は堂々とオバマ大統領に沖縄の実態、県民の思いを伝えるべきではないでしょうか。
2009年11月11日水曜日
消防力の強化・充実を/県庁の消防訓練(動画)
約3000人が参加。6階に逃げ遅れた人を救助するなどの訓練が行われました。
県議会の日本共産党控室からその模様がよく見えたので、ビデオに撮影しました。
私は、那覇市議会時代から消防力の強化について繰り返し質問してきました。
那覇市の救急隊を4隊から5隊への増隊、増員も勝ち取りましたが、まだまだ沖縄の消防は人員などが圧倒的に不足しています。
現在の沖縄県全体の消防職員の充足率は、国基準にてらすと52.5%で、1325人不足しています。(H18年度)
私は、消防力の強化・充実には、①人材の確保(国基準通りの人員確保) ②近代的な装備の充実 ③日常的な訓練の充実だと思っています。
この3つをそろえることが必要だと思っています。
県議会でも消防の充実について質問してきましたが、今日の訓練を見ながら、その思いをさらに強くしました。
県民の生命、財産を守ってがんばっている、消防職員の訓練の様子を動画でご覧下さい。
那覇市の西消防署の消防隊員です。
日本共産党奈良県議団と懇談
合間をぬって懇談しましたが、残念ながら、県民大会の要請団として上京したり、糸満の選挙などがあり、私ひとりが沖縄県議団からの参加になりました。
最近の奈良県の共産党の躍進に学ぶところが多くありました。
沖縄でももっと日本共産党の力をつけなければとつくづく思いました。
米軍人のひき逃げ死亡事件で、沖縄県に申し入れ
私と読谷村の伊佐真武村議、北谷町の中村重一町議の3人で申し入れ、沖縄県からは上原良幸知事公室長が対応しました。
申し入れの内容は、
��、容疑者の起訴前身柄引き渡しを求めること。
��、事件の全容を早期に明らかにすること。
��、容疑者を厳重に処罰すること。
��、米軍は被害者家族に謝罪し、完全な補償をすること。
��、米軍への綱紀粛正を強く求めること。
��、日米地位協定の改定を求めること。
��、トリイ基地の撤去を求めること。
の7項目でした。
申し入れで、私たちは米軍基地の司令官が容疑者の身柄を拘束し、読谷村に謝罪に来るなど、米軍事態が犯行を認めており、早期に沖縄県として身柄の引き渡しを求めるように強く要求しましたが、知事公室長は、警察の捜査の進展を見て判断するとの回答に終始し、県民の立場に立って、毅然として米軍に対応するという姿勢が見られないのが残念でなりませんでした。
私たちは、県民の立場から強く米軍に申し入れるよう重ねて求めました。
2009年11月10日火曜日
米兵のひき逃げ事件
すでに犯人と思われる兵士を米軍は身柄を拘束しているとの報道もなされている。
このような事件、事故、犯罪にいつまでおびえ続けなければならないのだろうか。
絶対に許せない犯罪である。
党県議団としても、真相の究明に全力を挙げなければならない。
2009年11月9日月曜日
2009年11月8日日曜日
速報/普天間基地の撤去、県内移設反対/県民大会に2万1千人
「辺野古への新基地建設と県内移設に反対する県民大会」が開催され、2万1千人が参加しました。
メイン会場に入りきれずにサブグランドにも参加者が続々集まりました。
会場カンパも250万円が集まったことにも示されているように県民の怒りと熱気に満ち溢れた大会でした。
各地で運動会や様々な行事が重なりましたが、普天間基地の撤去と県内移設反対の沖縄県民の意思を内外に示しました。
日本共産党からは、市田忠義書記局長、穀田恵二衆院議員、笠井亮衆院議員、仁比聡平参院議員、赤嶺政賢衆院議員が参加。赤嶺政賢議員があいさつしました。
日本共産党県議団も壇上に並びました。
大会は、普天間基地の即時閉鎖、県内移設に反対する決議と大会スローガンを採択しました。
今日、県民大会です
日米両政府に沖縄県民の「基地はいらない」という明確な意思を示しましょう。
今日は、県内の各地で小中学校の運動会や様々な行事がありかちあっていますが、多くのみなさんの参加をお願いします。
日本共産党からは、市田忠義書記局長が参加をし、赤嶺政賢衆院議員があいさつします。
私たち日本共産党の5人の県議団は呼びかけ人として壇上に野党県議団とともに勢ぞろいします。
日本共産党のホームページでは、大会を映像で放映する予定です。
基地のない沖縄、日本めざしてがんばりましょう。
会場であいましょう。
2009年11月7日土曜日
明日、「辺野古への新基地建設と県内移設に反対する県民大会」
多くのみなさんのご参加を呼びかけます。
日米両政府に沖縄県民の基地なくせの声を届けましょう。
政府閣僚の県内移設容認の発言が相次ぐなど、アメリカの圧力に屈服した対米従属姿勢があらわになってきています。
政府頼みでは解決しません。
島ぐるみの県民のたたかいこそ、政府を動かしていく確かな力です。
大会の決議案、スローガンが決まりました。
辺野古への新基地建設と県内移設に反対する決議(案)
私たちは、辺野古への新基地建設と県内移設に反対するために、本日ここに県民大会を開催し、老いも若きも世代を超えて結集しました。
沖縄県は、先の大戦で地上戦の戦場とされ、戦後は米軍の銃剣とブルドーザーによって、豊かな県土が奪われ、米軍の占領下に置かれました。復帰後37年が経過しましたが、今なお、国土面積のわずか0.6%にすぎない小さな島に全国の米軍専用施設の75%が集中しています。米軍基地は県土の10.2%、本島の18.4%を占め、米軍犯罪や墜落事故などによって県民生活が脅かされ、経済発展にも大きな影響を与えています。
米軍基地の整理・縮小・撤去は県民の願いです。1995年には、10・21県民大会を開催し県民の意思を内外に発信しました。1997年12月の名護市民投票でも、新基地建設に反対する市民意思が明確に示されました。昨年7月には、県議会で、辺野古への新基地建設反対が決議されました。各種の世論調査でも、県民の圧倒的多数が新基地建設反対です。普天間飛行場の辺野古への移設、新基地建設を米軍再編で合意し、それを強行してきた旧政権から、民主党中心の新政権に代わった今、あらためて、県民の新基地建設ノーの意思を明確に伝えるものです。
辺野古海域は、沖縄県が自然環境保全に関する指針で評価ランクⅠに指定している県民の宝の海です。国の天然記念物であるジュゴンをはじめ希少生物をはぐくみ、新たなアオサンゴの群落が発見されるなど、世界にも類を見ない生物多様性の豊かな海域です。この間強行されてきた環境アセスに対する、県環境影響評価審査会の答申も実質「書き直し」を提起しました。辺野古への新基地建設は、貴重な自然環境を守る上でも許せるものではありません。
ところが、10月に来日したゲーツ米国防長官は、鳩山首相、北沢防衛大臣と相次いで会談し、恫喝とも思えるやり方で、辺野古への新基地建設を迫っています。11月12日のオバマ米大統領との日米会談に向けて、新政権は、米側の圧力に屈せず、対等な日米交渉で、県民の声を堂々と主張すべきです。
私たち沖縄県民は、全国の暖かい支援にも支えられながら、この13年間、辺野古への新基地建設の杭1本打たせませんでした。世界一危険な普天間基地は1日も早く閉鎖し返還すべきです。私たちは、138万県民が、安心して暮らせる平和で安全な沖縄にするため、声を大にして主張します。小さな島・沖縄にこれ以上の基地はいりません。辺野古への新基地建設と県内移設に反対します! 以上決議します。
大会スローガン(案)
1、日米両政府も認めた「世界で最も危険な普天間基地」の即時閉鎖・返還を求める。
2、返還後の跡地利用を促進するため、国の責任で、環境浄化、経済対策を求める。
3、返還に伴う、地権者補償、基地従業員の雇用確保を国の責任で行うよう求める。
4、日米地位協定の改定を求める。
��009年11月8日
辺野古への新基地建設と県内移設に反対する県民大会
2009年11月6日金曜日
旗頭と獅子舞の動画をアップしました
それをインンターネットで発信するのに時間がかかってしまいました。
また、このビデオ撮影は途中から実施したために、撮影できなかった青年会が多くあります。
この青年会のみなさんには申し訳ない気持ちでいっぱいですが、物理的な条件で撮影できなかったことをご理解いただきたいと思います。
今回の、撮影を通して、各町の青年会をはじめ、町の人々の頑張りがよく伝わってきました。
自分たちの町に誇りを持ち、地域のつながりを大事にしている姿に感動しました。
町の良さを誇りを後世に伝えるために、これからもがんばってほしいものです。
各町の旗頭、獅子舞・・・万歳。
首里末吉町の獅子舞と、首里汀良町の獅子舞のガーエー(競演)
静の汀良町の獅子舞と、動の末吉町の獅子舞が絶妙なガーエーを展開しています。
2009年11月5日木曜日
首里平良町の旗頭(動画)
平良町は、伝統的な沖縄角力(すもう)やエイサーも行うなど活発な青年会です。
私の住んでいる儀保町の北隣の街です。
首里金城町の旗頭(動画)
11月3日の「琉球王朝祭り首里」で演舞されたのもです。
金城町は、私が生まれた寒川町の隣町で小さいときからなじみの町です。
旗頭が復活して10年目と言います。
10年でここまで若者たちが育ってきているのが頼もしいです。
デジカメで撮影しました。
2009年11月4日水曜日
首里儀保町の旗頭(動画)
昨日の「琉球王朝祭り首里」で演舞されたのもです。
私も一昔前までは旗の持ち手として参加したものでした。
今は、ミチジュネー(行列)に参加して、時々爆竹の担当をしたりしています。
昨日、デジカメで撮影しました。
2009年11月3日火曜日
首里文化祭
各町の旗頭など大いに盛り上がりました。
今日は、那覇市長や首里振興会の役員のみなさんとともにミチジュネー(パレード)を行いました。
いくつかの町の旗頭などをビデオに収めましたので明日から順次、動画でアップします。
2009年11月2日月曜日
旧日本軍第32軍司令部壕調査ビデオ(6月3日)をアップ
首里城の真下に掘られ、住民を巻き込んだ悲惨な沖縄戦を指揮した軍事中枢施設です。
多くの県民が命を落としました。その中枢施設を調査、保存、公開していくことは再び戦争を繰り返さないためにも重要です。
県議会で、調査、保存、公開を求めて質問、提案も行っていますが、6月3日に、第5坑道と第2坑道の調査を行いました。
ビデオの編集に時間を要したためにアップするのが遅れてしまいました。
今回は第5坑道の映像です。
引き続き第2坑道の調査をアップする計画ですので、ご覧ください。
2009年11月1日日曜日
今までの自公政治のアメリカ言いなりと何も変わらない!
今までの自民党の対米従属と何も変わらない。
ゲーツ国防長官から一括されて、岡田外務大臣も県外移設は考えられないと発言。
防衛大臣も辺野古移設と唱えだした。
何だ・・・、結局自民党と同じなんだ!
選挙公約より、県民の意思よりアメリカの意向を重視する、このような民主党政権・・・。
アメリカの脅迫、恫喝も許せないが、自らの独立国としての毅然とした態度がとれない政府に国民はあきれるばかりである。
堂々とアメリカに普天間基地の閉鎖、撤去を言うことができないのか。
県民は冷静に見てみていることを肝に銘じるべきである。
2009年10月31日土曜日
首里文化祭の祝賀会が盛大に開かれる
現在の正式名称は、「琉球王朝祭り首里」となっていますが、私たちには首里文化祭が一番なじみのある名称です。
私たちの小さいころから始まったこの祭りは、当初は教育文化祭としてスタートしたとのこと、それが首里文化祭になり、現在の名称になっているようです。
11月3日の文化の日に開催されるこの祭りは年々盛んになっています。
今度も11月3日の祭りが楽しみです。
私も参加します。
ぜひ見に来てください。
見かけたら声をかけてください。
2009年10月29日木曜日
臨時教員の正規採用を/教育委員会の決算審査
私は、老朽校舎改築、学校へのクーラー設置、定数内臨時職員の正規採用について教育委員会に質問しました。
老朽校舎の問題では、沖縄振興計画が切れるH23年度以降の改築になる学校が、
高等学校で、134.284㎡で全体の17.2%。
特別支援学校が振興計画内で完了予定でなし。
小中学校が、656,818㎡で全体の21.9%になることが分かりました。
そして、振興計画の延長がなく、全国的な補助率になった場合は、高校で3分の2の補助率から0になり、14,708,210千円に。
小中学校で、10分の7.5の補助率から3分の1になり、35,780,516千円の負担増が明らかになりました。
小中高の合計では約505億円の大幅負担増になり、沖縄の自治体に耐えがたい負担となるとし、沖縄振興計画の延長について危機感をもって取り組むように求めました。
また、学校クーラーの設置について、高校は89.6%、小中学校は48.9%であると答弁。
小中学校の整備が進まない理由をただしたところ、維持費の負担が市町村自治体の負担であることが整備の進まない理由であると答弁しました。
私は、学校保健法や学校環境衛生基準で、夏場の教室の室温は25℃から28℃が望ましいとしていることを指摘し、文科省に沖縄の学校の実態調査を申し入れ、国として維持費を負担するように求めるべきと提起しました。
また、学校の教職員のいわゆる補充教員問題で質問。
普天間基地撤去への思い/2005年5月15日の包囲行動の動画
民主党政権は、公約を守れ!
普天間基地は閉鎖!県内移設反対!。辺野古にも嘉手納にも県内のどもにもつくらせない。
これが沖縄県民の願いであり、固い意思です。
4年前の、2005年5月15日の普天間基地閉鎖を求める基地包囲行動の映像・動画を再掲載しました。
2009年11月8日(日)午後2時からの、辺野古への新基地建設と県内移設に反対する県民大会に家族ぐるみでご参加ください。
場所は宜野湾市海浜公園野外劇場です。
2009年10月28日水曜日
辺野古への新基地建設と県内移設に反対する県民大会成功へ、翁長那覇市長に要請
県都那覇から成功への大きなうねりを起こそうと、今日、朝8時40分から県議会の那覇市選出の野党会派の県議5人で翁長雄志那覇市長に要請を行い懇談しました。(民主の県議は出張で不参加)
市長も、県内移設に反対して県民の心を一つにしていく努力を強調しました。
今こそ、党派を超えて、基地の県内移設に反対してがんばる時です。
この県民大会を大きく成功させて、日米両政府に沖縄県民の意思をきっぱりと示しましょう。
2009年10月27日火曜日
泡瀬干潟裁判の公金支出差し止め額143億円/決算審査で明らかに
今日は、土木建築部の決算審査でした。
私も、泡瀬干潟埋め立て訴訟の判決について質問しました。
この中で、これまで埋め立てに支出した総費用額は、国が225億円、県が35億円、市が3億円との答弁でした。
また、判決で差し止められた額として、県分で143億円と答弁。
経済的合理性に欠ける、人件費と調査費を除く公金の支出を差し止めるとの判決について、県は真摯に受け止めるべきですが、今日の答弁を聞いても開き直りの答弁でした。
この裁判はどちらが勝って、どちらが負けたのかとの素朴な質問にも県は、勝ち負けの判断はしないと、あたかも自分達の主張が認められたので事業計画を見直すという答弁に終始していました。
司法から経済的合理性に欠けると厳しく指摘された事業を漫然と進めてきた県としての反省と県民へ詫びるべきとの指摘に対しても、県民にお詫びをするなどという誠意ある態度ではありませんでした。
その他、復帰後から今日までの沖縄の埋め立て面積を聞きました。
答弁では、復帰時の県土面積が約2,244平方キロメートルで現在の面積が約2,276平方キロメートルなので、約32平方キロメートル増えている。そのほとんどが埋め立てによるものとの答弁でした。
復帰時の県土面積の1.4%の増加で、全国が0.15%の増加なので、全国比では約9倍とのことでした。
沖縄のきれいな海がこのようにどんどん埋め立てられていいのでしょうか。
その見直しを求めました。
また、公共工事の分離分割発注の実態やそのさらなる推進について質問。
また、県都・那覇市のコンクリート、アスファルト、建物などに覆われていている率について質問。
これに対しは、市の緑化率が20.8%で、約8割近くが、雨水の浸透しないいわゆるコンクリート、アスファルトなどで覆われていることになります。
明日は、教育委員会の総括質疑です。
2009年10月26日月曜日
農林水産部、観光商工部の決算審査
今日は、農林水産部、観光商工部の決算審査でした。
私の質問で明らかになったおもな点について報告します。
復帰時と今日の農業の比較について
〇農家の数は36,332戸減少し、24,014戸。
〇農業人口は71,854人減少し、28,224人。
〇耕地面積は5,400ha減少。その内、田が1,401減って879haになり、畑が4,000ha減って38,200haになっています。
そして、現在の失業率が7.5%で完全失業者が5万人との答弁でした。
沖縄経済の発展のためにも農業の振興がいかに大事かを示した数字ではないでしょうか。
また、農協合併後の農家の借金の状況と、貸しはがしではないかと指摘されていることについてただしました。
これにたいして、
農協の農業資金などの延滞を理由にして、競売にかけられた農家の件数うが
H18年度 154件(8.8%)
H19年度 188件(10.4%)
H20年度 204件(13.2%)になっている実態が明るみになりました。
きちんと実態を調査して、貸しはがしが起こらないように求めました。
この件については、農家から相談があれば県の担当課がきちんと相談にのることを約束しました。
林道事業については、費用対効果の計算が誤りであったことを認め、きちんと再計算ができるまでは着手しないことを再度確認。
それに伴う造林事業も着手しないと明言。また、造林事業の費用対効果についても再計算すると答弁しました。
このような、誤った計算に基づいて行った事業は、地方財政法3条に反しており、その誤った計算に基づいて策定した、北部森林計画についても見直しを求めました。部長は再計算の結果や事業評価委員会等の結果をもとに国と調整したいと述べ、見直しの検討を示唆しました。
また、国による補助金の在り方が、これらの事業をゆがめており、国の現在のひも付き補助金の在り方を改めて、自然保護などに使えるような補助金の在り方に変えるように国に要請するように求めました。
部長も国に要請すること検討すると答弁しました。
8時前に終了しました。結構長丁場ですが、明日はまた土木部です。泡瀬干潟の問題などで長引きそうです。
沖縄タイムス・記者のメモ/ブログで基地問題発信
以下、記者のメモ
ブログで基地問題発信
〇・・・ブログに議会活動の様子をつづっている渡久地修県議(共産・那覇市区)。細菌から動画サイトを活用し、一般質問や泡瀬干潟訴訟の高裁判決なども掲載している。動画編集やホームページの作成はすべて自前で行い、IT技術も向上中。アクセス数は1日約100件ほどだが「目標は200件、沖縄から基地問題を全国に訴えたい」と意気込む。開会中の決算特別委員会では林道建設、泡瀬沖合埋め立て事業などで「県の責任を追及したい」と、アクセス数向上に作戦を練る。
以上が記事の内容です。
ブログは毎日更新に苦労しています。
また、HPも手作りですので、他のHPからすると見劣りしていますが、向上にこれからもがんばります。
2009年10月25日日曜日
辺野古新基地建設についての質問と知事答弁の質問動画のアクセスが200回を超えました
10月2日の一般質問。辺野古移設断念を求めた質問の動画へのアクセスが200回を超えました。
多くの方の関心と怒りの大きさの表れでしょう。
この質問での知事答弁も注目の一つです。
世界が変わっていることを理解しながら、辺野古に固執する。
結局、アメリカいいなりという呪縛から抜け出せない悲しい姿勢が浮き彫りになっています。
まだの方、ぜひご覧ください。
思いやり予算の質問もご覧いただければ幸いです。
2009年10月24日土曜日
怒り呼ぶ外相の発言
選挙で、国外移転、最低でも県外移転を公約した民主党。
いとも簡単に公約を投げ捨てるのか。
県民の怒りは広がるばかりだ。
アメリカのゲーツ国務長官の恫喝発言も許せないが、この脅しに屈服している政府の姿も情けない。
やっぱり日本は従属国なのかと疑いたくなるような出来事だ。
沖縄はアメリカの植民地なのか?
岡田外務大臣殿、沖縄県民はみなさんの公約を覚えていますよ。
オバマ大統領殿、沖縄はみなさんの植民地ではないですよ。
そのことをよく知る必要がある。
対等の日米関係を構築するといったが、これが対等の姿なのか。
沖縄県民は、絶対に基地の県内移設は許さない。
このことを肝に銘じていただきたい。
11月8日の、辺野古新基地建設と知己の県内移設に反対する県民大会をみんなで成功させましょう。
2009年10月23日金曜日
文化環境部、福祉保健部の決算審査
文化環境部では、
辺野古新基地建設の環境アセスメントの問題で、オスプレイの配備が明らかになったもとで、それによって、安全性、騒音がどのようになるのかを質問。
アセスがオスプレイの配備を予定していたものなのか、県知事に意見も配備を予定した意見になっているかを追求。
県は、予定していないと答弁。
アセスの前提そのものが崩れ去ったものであり、抗議し見直しを求めよ。また、オスプレイの配備はやめろと申し入れよと追及。
部長は、自分達の環境アセスにたいする事務手続きの範囲を超えた問題だとしたために、私は、知事の出席を求めて総括質疑を要求し質問を保留しました。
総括質疑は後刻理事会で討議されます。
また、次の質疑を行いました
日本の貧困率と沖縄の貧困率、貧困率を解消するためにどんな対策をとっているか
県内の医療機関の未集金について、その内生活困窮と国保の割合
県民の多重債務の実態と解消の対策について
無料定額診療事業の全国の実施状況と沖縄の状況、申請があれば受理せよ
病院の医師確保についての福祉保健部の取り組みと「沖縄県医師安定確保基金」の創設について
林道事業で文化環境部が出した意見と農水部の回答。それについての文化環境部の対応。環境保護のための必要な条例や規則の改変の検討。
マングースー捕獲事業について
やんばるの貴重な生き物の密猟の実態について
マングースー捕獲器設置のための作業道が貴重なやんばる自然を破壊し、の生き物の密猟のための格好の道路になっているとの指摘について
それぞについて前向きな答弁でした。
2009年10月22日木曜日
知事公室、総務部、企画部の決算審査
今の情勢から、知事公室への質問が集中。
私も、知事の県内移設容認論について追及し、県内移設反対の立場に立つように求めました。
知事が早急に、県民の願いにたって県内移設反対を表明すること、11月8日の県民大会への県民と県庁職員の参加を呼び掛ける談話を出すことなどを求めました。
2009年10月21日水曜日
沖縄県企業局の決算審査
私は今日の質疑のトップバッターでした。
奥間ダムから県企業局が撤退した経緯について、その反省と教訓について質問しました。
また、もうこれ以上ダムは建設しないのかとの質疑に、これ以上ダムは造らないと答弁しました。
ダムに頼らない水の水源確保としての、公共施設や道路などの地下への貯水池や貯水タンクの設置などを提案。
さらに、今の経営状況をただし、県民生活が厳しいいなか料金値上げをしないように求めました。
これに対し企業局長は、次年度も値上げはしないと明言しました。
企業局の送水管を利用した、小型水力発電を提案。
現在イ1箇所で、あと1箇所の計画があるとのことでしたが、CO2削減や経費削減効果がありさらに思い切った導入を提起しました。
明日は、知事公室、総務部、企画部の審査になります。
2009年10月20日火曜日
病院事業局の決算審査
医師の確保の対策について質疑し、そのための「沖縄県医師確保安定基金」の創設を提案。
また、企業債の借り換えについて質疑し、国の条件等で借り換え等が制限されていることについて、国に制度の改善を要求すべきと提案しました。
さらに、低所得者の未収金対策について、未収金を生み出さないようなきめ細かな相談体制の確立、生活保護や医療費の自己負担の減免制度の活用などの市町村などとの緊密な連携が必要と指摘。
そして、定額無料診療制度が沖縄県が指定病院がゼロになっている実態を示して、県立病院を含め指定の検討について質問しました。
辺野古新基地建設断念を求めた一般質問のYouTube映像のアクセスが100回超える
この映像をアップしたところ、アクセスが100回を超えました。
一人でも多くの人に見てもらいたいので、再度、掲載しました。
泡瀬干潟裁判の勝利の瞬間映像
その時の勝利の瞬間の映像です。
一緒に勝利の感動が伝わればとおもってアップしました。
渡久地修撮影
2009年10月19日月曜日
決算委員会
今日は、監査委員会、会計責任者への質問でした。
この1年間に、泡瀬干潟裁判で、公金支出は違法との判決が地裁、高裁でだされ、また、やんばる林道問題でも、県の費用対効果の算出の基礎資料がなかったり、省かれていいたりした問題が発覚して、事業着手が見送られるという事態が惹起しています。
これらのことについて監査委員の見解を求め、監査としても改めて現場調査を含む監査を求めました。
代表監査は、12月に監査の計画を立てるのでそこで検討すると答弁しました。
2009年10月18日日曜日
翁長那覇市長に「基地なくせとの県民の大同団結の先頭に」と求めた、那覇市議会(当時)での質問と市長の答弁(動画)
超党派、県民の大同団結を目指してい行く上で重要な出来事です。
去年、2月議会は私の市議会での最後の議会でした。その議会で、おもに基地問題にしぼって、沖縄県民の大同団結の必要性を訴え、市長もその先頭に立つように求めた質問を行いました。
この質問にたいして、市長も基地なくせと県民の心を一つにまとめるために頑張っていきたいと答弁しました。
あれから1年余がたちましたが、県民の大同団結への大きなうねりが起こり始めてきたような感がします。
私も、基地なくせと頑張ります。
その時の質問と市長の答弁を動画でご覧下さい。約9分です。
2008年2月29日、那覇市議会での最後の質問
2009年10月17日土曜日
辺野古への新基地建設と県内移設に反対する県民大会実行委員会結成
私たち県議会の野党26人と国会議員が呼びかけ人となって呼びかけ今日の結成となりました。
共同代表には、喜名昌吉参院議員、玉城義一県議、伊波洋一宜野湾市長、翁長武志那覇市長がつくことになりました。
オバマ大統領が来日する前の週の11月8日(日)午後2時から宜野湾市内で開催されることになりました。
数万人規模の大会にしたいと思っています。
多くのみなさんの参加とご支援をお願いします。
2009年10月16日金曜日
泡瀬裁判、県は控訴するな・・・党県議団が申し入れ
これを受けて、党県議団は今日の午前、土木建築部長に、判決を真摯に受け止めて控訴しないこと。県関連の工事をストップするように申し入れました。
この中で、私は特に、部長が沖縄市の判断をまって県としてもどうするか考えた医と述べたことにたいして、沖縄市の判断のせいにしてはいけない。裁判を真摯に受け止めて、県として控訴しないとの判断を自らおこなって、国といっしょに沖縄市に断念するように説得すべきであると述べました。
部長は、そのことも含めて指摘されたことを内部で検討して判断していきたいとのことでした。
県は控訴するな。
この世論を大きく広げていくことが重要です。
9月県議会終わる
この議会では、知事に最大の争点となっている普天間基地の閉鎖、辺野古への新基地建設反対などで論戦を行いました。
また、やんばるの林道工事の着工をストップさせるという大きな成果も勝ち取り、さらには、議会で取り上げ続けた泡瀬干潟の裁判で、県・市の公金支出は違法との高裁判決が出されるなどの成果に結びつきました。
さらには、所得税法56条の廃止を求める意見書やWTO,EPA,FTA交渉に関する意見書を全会一致で採択するなどの成果も勝ち取り、農協の貸しはがしなどの調査を求める陳情を含め、県民や民主団体などからの陳情なども採択するなそ、県民のくらしを守る上でも前進を勝ち取りました。
来週からは、決算特別委員会がはじまります。息つく暇もありませんが、全力でがんばります。
2009年10月15日木曜日
2009年10月14日水曜日
辺野古への新基地建設を断念せよ―一般質問(動画)
世界もアメリカも日本も沖縄も大きく変化していることを指摘し、知事に辺野古への新基地建設断念を迫りました。
仲井真知事も、渡久地議員のお話の筋はよく理解できると答弁しました。
しかし、依然として新基地建設推進の姿勢にしがみついていました。
思いやり予算の廃止をー一般質問(動画)
さすがに知事も「異常」と言わざるをえませんでした。
その部分を動画でご覧下さい。
2009年10月12日月曜日
やんばるの林道建設予定地を調査
県が、便益計算書で「疎林」としている場所が本当に「疎林」なのかをつぶさに調査。
「疎林」どころか密林状態の天然林になっていました。
また、伊江原支線の建設地には、古い林道が700メートル現存して走っているのに、なぜ新たに道をつくるのか本当に疑問だらけです。
これらのことを再度確認。
これからの県議会活動に活かしていきたいと思います。
辺野古座り込み2000日市民集会
辺野古の人々と県民の団結した米軍基地を建設を絶対に許さないというたたかいは、粘り強くそして全県、全国へと広がっています。
民主党中心の政権が、普天間基地の県外移設と言ったり、辺野古移設容認と受け取られる発言をするなど揺れている中で、県民ぐるみのたたかいで、必ず新基地建設をストップさせようと決意を固め会いました。
2009年10月11日日曜日
2009年10月8日木曜日
所得税法第56条の廃止を求める意見書を採択
そして、最終本会議では政府にたいして「所得税法第56条の廃止を求める意見書」(案)を採択することになりました。
この意見書(案)では、「中小零細業者を支えてえいる家族従業員の『働き分』(自家労賃について)は、税法上、所得税法第56条で『配偶者とその親族が事業に従事したとき、対価の支払いは必要経費に参入しない」と定められており、必要経費として認められていない。
事業主の所得から控除される働き分は、配偶者の場合は86万円、家族の場合は50万円で、家族従業者はこのわずかな控除が所得とみなされるため、社会的にも経済的にも全く自立が困難な状況にとなっている」とし、
「税法上も民法、労働法や社会保障上でも家族従業員の人権保障の基礎をつくるためにも、所得税法第56条を廃止することをもとめるものである」としています。
委員会採択の前の私の「この56条が廃止されれば、沖縄の零細な中小業者は助かると思うがどうか」との質疑にたいして、観光商工労働部長は、「大方の中小業者は助かると思う」と答えていました。
EPA及びFTAの交渉に関する意見書を採択
そして、最終本会議では、政府にたいして「WTO、EPA及びFTAの交渉に関する意見書」(案)を採択することになりました。
この意見書(案)では、「仮に、政府方針どおりにWTO交渉が推進されると、2国間・地域間の協定であるEPA及びFTAの交渉も推進されることになり、大部分の農産物で関税が撤廃され、その結果、我が国の農業は壊滅的な状況に陥ることが懸念されている。
また、本県農業においても基幹作物であるさとうきびを初め重要な位置を占めている畜産業が壊滅的な影響を受けることが憂慮されている。
よって、政府におかれては、我が国及び本県農業の安定かつ継続的な営農を進めるため、EPA及びFTA交渉を行わないことを含め、慎重に対応すること」を求めています。
委員会採択に先立つ質疑の中で、私の質疑にたいして、県の農水部長は、日米FTAが締結されたら沖縄の農業は壊滅的な打撃を受けるとし、その影響額は、229億円、関連産業への影響を含めると781億円に上る」と答弁しました。
2009年10月7日水曜日
北部林道の2路線の事業、一時中断へ
今日の経済労働委員会の陳情審査の中で、私は、県が費用対効果を算出する便益計算書の基礎データーが欠落していたり、密林とすべきものを疎林と扱い、あたかも費用効果が上がるようなやり方がやられていることを指摘。
これは、予算の編成に当たっては「地方公共団体は、法令の定めるところに従い、且つ、合理的な基準によりその経費を算定し、これを予算に計上しなければならない」という地方財政法の第3条に反すると追及。
部長も、合理性に欠く算定があったと事実を認めました。
また、これまでの3路線に加えて、今年度着工予定の2路線を含む今後の5路線も同様な算定方法で行っていることを認め、算定のやり直しを行うと答弁。
そして、その間は事業に着手しないとしました。
先に公共工事ありきで、あとから費用対効果をつじつま合わせでだすなどというずさんなやり方ではないかと問われてきます。
貴重なやんばるの自然を守ると同時に、自然と調和した、県民すべてに支持される林業と雇用の在り方への転換が求められています。
2009年10月6日火曜日
普天間基地の県外移設―前自民県連会長が知事に迫る
今度の代表、一般質問の一番大きな焦点は普天間基地の問題でした。
私たちは、移設条件なしの無条件返還を求めましたが、他の野党は国外、県外移設を求めました。
しかし、知事はいまだに辺野古にしがみついています。
今日の質問で注目を集めたのが、自民党の県連会長(前会長?)だった。知事に対して県外移設を求めるべきだ。それも、オバマ大統領が来日する前に要請すべきと迫ったのだkら、質問を受けた知事は面喰い、自民党席からはどよめきがあがった。
知事は苦しまぎれの答弁だったが、辺野古への新基地建設の強硬路線が崩れだしたことを示しているように思えた瞬間だった。
2009年10月5日月曜日
日米地位協定学習会
日米地位協定を求めるNGOの新垣勉弁護士を講師にしての学習会で、県議、報道関係者ら多数が参加。
現在の日米地位協定の問題点や抜本改正への視点などについて学習し意見を交換しました。
今後の取り組みについても活発に議論しました。
2009年10月4日日曜日
初孫誕生!
いわゆる初孫の誕生です。
私もおじいちゃんです。
長女の和代が母親になるなんて不思議な思いです。
まだ新生児室の中なのでガラス越しにしか見ることができませんでしたが、一つの生命が輝いてすやすやと寝ていました。
2009年10月3日土曜日
思いやり予算の廃止、辺野古新基地建設断念などを迫る
ある記者からは、政権交代になっていった世界の大きな流れがよくわかる質問だったとの感想も寄せられました。
引き続き、新基地建設断念、普天間基地は移設条件付きでない早期閉鎖を求めて頑張っていきます。
クレ・サラ被害をなくす沖縄交流集会
これまでこの会の中心となってきた宮里徳男さんが亡くなってあとの初めての集会でした。
あいさつの中でも多くの方が宮里さんの業績について語っていました。
宮里徳男さんを失ったことはクレジット・サラ金被害をなくす運動に大きな損失となりました。
しかし、多くの司法書士さんや弁護士さん、関係者が宮里さんの意志を次いでがんばってくれるでしょう。
私も自らの分野でがんばろうと会場で改めて思いました。
今日の基調報告の行政が多重債務被害者をどのように救済するかという実践報告は大変勉強になりました。
沖縄県、市町村の行政にぜひ生かしていきたいものです。
2009年10月2日金曜日
一般質問終わる。
辺野古への新基地建設やめよ、米軍への思いやり予算の廃止を国に求めるべきなどを質問しました。
質問後、多くの議員から、いい質問でした、わかりやすかったなどの感想も寄せられました。
知事も、渡久地議員の言っていることは筋が通っていてよくわかると答弁するなど一定の成果があったと思っています。
しかし、新基地建設断念という知事の答弁はもらえませんでした。
これからも、新基地断念へがんばります。
2009年10月1日木曜日
明日、一般質問です
一問一答方式も可能になって初めての質問です。
国会での予算員会のようなやり方と思えばいいと思います。
辺野古への新基地建設問題、思いやり予算、平和問題などについて質問します。
朝の10時半過ぎになると思います。
2009年9月30日水曜日
県議会代表質問終わる
今日は日本共産党から嘉陽宗儀団長が質問しました。
政権交代しての初の議会です。
自公の質問、あるいは新しい政権の与党となった社民、改革の会(国民新党の質問は、それぞれ歯切れが悪い感じがしました。(民主は3人のため代表質問ができません)
自公は、これまでの与党だったことで、政府と追及しればするほど自分たちに跳ね返る。
社民・改革の会などは、国政では与党になった手前、厳しく政府の政策を追及できないなどの状況になっています。
正々堂々と質問できるのは、建設的野党の日本共産党だけというのが今度の県議会の代表質問でもはっきりしました。
これからが日本共産党の出番です。
10月2日には、私・渡久地修が一般質問に立ちます。
ぜひ傍聴してください。
2009年9月29日火曜日
教科書検定意見撤回、記述回復を求める県民大会
2年前の9月29日の11万6千人の大会から2年経ちましたが、いまだに県民の願いは実現していません。
今度こそ、教科書検定意見の撤回と記述の回復をと熱気のこもった大会となりました。
2009年9月28日月曜日
米軍車両による畑踏み荒らしに抗議
車両は市道から畑に侵入し、回転して畑を踏み荒らしてそのまま立ち去ったとみられている。
畑と隣接原野には大型車両のタイヤ痕も残されている。
現場は米海軍ホワイトビーチに隣接し、当日は事前集積艦が寄港し、物資輸送者の往来があったという。
今日、沖縄防衛局に赤嶺政賢衆院議員、嘉陽宗儀県議団長と渡久地修県議が、「米軍車両によるオクラ畑踏み荒らしに抗議し、全容解明と再発防止を求める申し入れ」を行いました。
沖縄防衛局の真鍋朗局長は、現在、県警察で刑事事件として捜査しているとして、米軍車両かどうかは断定できないとの答弁でした。
嘉陽団長は、タイヤ痕や回転の半径などからみれば、このような大型車両は米軍車両しかない。民間にはこのような大型車両はないはずだと指摘、防衛局としても全容解明を強く求めました。
政権が交代し、民主党政権が「対等な日米関係」と言っていますが、防衛局側は今まで通りの米軍をかばう姿勢に終始しているように思えてなりませんでした。
2009年9月27日日曜日
県民を欺く手法はやめてもらいたい
鳩山首相は最低でも県外移設と言明し、外務大臣も県外移設を交渉すると言っている。
ところが防衛大臣は、県内移設やむなしをちらつかせている。
一方は県外移設を言い、もう一方は県内移設が現実的だという、これは明らかに県民の世論を見極めようとするような役割分担での発言であろう。
防衛大臣の態度は、県内紙の社説でも書かれている通りで、この態度はこれまでの自民党のなにも変わらない。
このような政府の態度がこの選挙でノーの審判を下されたことをもっと認識ずべきである。
沖縄県民は、辺野古への新基地建設反対、県内たらいまわし反対をきっぱりと基地問題では示している。
八つ馬ダムや川辺川ダムが中止が発表されているのに、沖縄の基地問題ではいまだにアメリカいいなり。
防衛大臣の発言は、県内紙をはじめ多くの県民の失望をかっている。
これが政権内での打ち合わせ通りの世論操作のための手法であれば許せるものではない。
このことを肝に銘じる必要があるのではない。
県民を欺くようなやり方はやめて、公約通りに実行すべきである。
辺野古への新基地建設断念せよ。
この世論をもっと広げましょう。